パート2
2
翌日
今日は日曜日でありながらも、昨日出かけたということもあり、2人でぐだぐだと過ごそうと決めた。
朝ごはんを軽く済ませ、お互いがソファに座りテレビを見る。
「ゆうちゃん!今日はこの映画見ましょうよ!」
と、テレビ上に表示されたのは俗に言う『ホラー映画』というものだった。
「嫌だ!」
私は『ホラー』嫌いだし、人生で避けてきたものだった。
「見ましょうよ!最近のホラー映画面白いですよ!」
まんまとなぁちゃんの口車に乗せられ、映画を見ることになった。ちなみに、部屋は真っ暗にした。
「きゃっ」
怖いシーンが流れ、咄嗟になぁちゃんに抱きつく。
それからというもの映画が終わるまでなぁちゃんの腕にずっと抱きついていた。
「やっぱり、面白かったですね」
「どこが!?怖すぎて、夢に出てきそうだよ!もう絶対にホラー映画見ないからね!」
「えー、あんなにゆうちゃんの可愛い姿見れたのに?」
「…もしかして、なぁちゃん。その可愛い姿が見たいが故にホラー映画を観させたの?」
「バレました?」
「もう、絶対にホラー映画見ない!!」
正午過ぎ
「今日のお昼ご飯どうしますか?」
「んーと、たまには私が作るよ?」
同棲してから、なぁちゃんは料理担当。私はそれ以外の家事というふうに分担していた。
「いいんですか?」
「もちろん!今日のお昼ご飯は私に任せて!」
早速料理を作り始める。
ネギ、ハム、卵、ご飯、チャーハンの素を準備する。
フライパンにご飯、刻んだネギとハム、卵を炒める。
そこにチャーハンの素を入れる。最後に塩胡椒で味を整えると完成である。
「なぁちゃんー。ご飯できたよー」
「お!チャーハンですか?美味しそうです♪」
「「いただきます」」
なぁちゃんが一口パクリと食べる。
「うん、美味しいです!」
「よかったー」
「ゆうちゃんに料理作ってもらったのは2回目ですね」
「え?作ったことあるっけ?」
「覚えてないんですか?ひどい〜」
脳をフル回転させて思い出しているが、全く記憶にない…
「おかゆ。作ってくれたじゃないですか?私が支店にいて、熱が出た時ですよー」
「あ!あの時ね。あれ、大した料理じゃないし…」
「なんか、ゆうちゃんの料理って暖かいんですよね。その、ホットするっていうか…」
「そう?まぁ、喜んでいただけて嬉しいな」
午後はひたすら任◯堂ス◯ッチで遊ぶ。
「ゆうちゃんゲーム強いですよね?」
「そんなことないよ〜//」
夜ご飯の時間となった。
今日の夜ご飯は、麻婆豆腐だった。
お風呂にも入り(今日は別々)、あとは寝るだけ…
「おやすみなさい、ゆうちゃん」
「うん、おやすみ…」
ベッドに横になったはいいものの、今日の映画のシーンが脳裏に浮かび、寝れない…明日も会社なのに…
目を瞑って別なことを考えようとすればするほど、眠れなくなる…今日は寝れないかも…
「眠れないですよね?」
「なぁちゃん起きてたの?」
「ゆうちゃんが寝てから寝ようと思ってたんですけど…」
「先に寝てもよかったのに…」
すると…
なぁちゃんの方からハグをしてきた。
「な、なぁちゃん?」
「これなら眠れますか?」
なぁちゃんは体がポカポカしていて、なぜか安心感があった。
「なぁちゃん、あったかい」
私もなぁちゃんにハグした。
「映画見せたの私なのに、愛する彼女を置いて、私だけ寝るのもなんか違うので//」
「なぁちゃん//」
「さ、寝ましょう?明日も仕事ありますから」
「うん」
「いい夢みてくださいね」
なぁちゃん体温のお陰でいつのまにか眠くなって、ハグをしたまま寝た。
翌日
今日は日曜日でありながらも、昨日出かけたということもあり、2人でぐだぐだと過ごそうと決めた。
朝ごはんを軽く済ませ、お互いがソファに座りテレビを見る。
「ゆうちゃん!今日はこの映画見ましょうよ!」
と、テレビ上に表示されたのは俗に言う『ホラー映画』というものだった。
「嫌だ!」
私は『ホラー』嫌いだし、人生で避けてきたものだった。
「見ましょうよ!最近のホラー映画面白いですよ!」
まんまとなぁちゃんの口車に乗せられ、映画を見ることになった。ちなみに、部屋は真っ暗にした。
「きゃっ」
怖いシーンが流れ、咄嗟になぁちゃんに抱きつく。
それからというもの映画が終わるまでなぁちゃんの腕にずっと抱きついていた。
「やっぱり、面白かったですね」
「どこが!?怖すぎて、夢に出てきそうだよ!もう絶対にホラー映画見ないからね!」
「えー、あんなにゆうちゃんの可愛い姿見れたのに?」
「…もしかして、なぁちゃん。その可愛い姿が見たいが故にホラー映画を観させたの?」
「バレました?」
「もう、絶対にホラー映画見ない!!」
正午過ぎ
「今日のお昼ご飯どうしますか?」
「んーと、たまには私が作るよ?」
同棲してから、なぁちゃんは料理担当。私はそれ以外の家事というふうに分担していた。
「いいんですか?」
「もちろん!今日のお昼ご飯は私に任せて!」
早速料理を作り始める。
ネギ、ハム、卵、ご飯、チャーハンの素を準備する。
フライパンにご飯、刻んだネギとハム、卵を炒める。
そこにチャーハンの素を入れる。最後に塩胡椒で味を整えると完成である。
「なぁちゃんー。ご飯できたよー」
「お!チャーハンですか?美味しそうです♪」
「「いただきます」」
なぁちゃんが一口パクリと食べる。
「うん、美味しいです!」
「よかったー」
「ゆうちゃんに料理作ってもらったのは2回目ですね」
「え?作ったことあるっけ?」
「覚えてないんですか?ひどい〜」
脳をフル回転させて思い出しているが、全く記憶にない…
「おかゆ。作ってくれたじゃないですか?私が支店にいて、熱が出た時ですよー」
「あ!あの時ね。あれ、大した料理じゃないし…」
「なんか、ゆうちゃんの料理って暖かいんですよね。その、ホットするっていうか…」
「そう?まぁ、喜んでいただけて嬉しいな」
午後はひたすら任◯堂ス◯ッチで遊ぶ。
「ゆうちゃんゲーム強いですよね?」
「そんなことないよ〜//」
夜ご飯の時間となった。
今日の夜ご飯は、麻婆豆腐だった。
お風呂にも入り(今日は別々)、あとは寝るだけ…
「おやすみなさい、ゆうちゃん」
「うん、おやすみ…」
ベッドに横になったはいいものの、今日の映画のシーンが脳裏に浮かび、寝れない…明日も会社なのに…
目を瞑って別なことを考えようとすればするほど、眠れなくなる…今日は寝れないかも…
「眠れないですよね?」
「なぁちゃん起きてたの?」
「ゆうちゃんが寝てから寝ようと思ってたんですけど…」
「先に寝てもよかったのに…」
すると…
なぁちゃんの方からハグをしてきた。
「な、なぁちゃん?」
「これなら眠れますか?」
なぁちゃんは体がポカポカしていて、なぜか安心感があった。
「なぁちゃん、あったかい」
私もなぁちゃんにハグした。
「映画見せたの私なのに、愛する彼女を置いて、私だけ寝るのもなんか違うので//」
「なぁちゃん//」
「さ、寝ましょう?明日も仕事ありますから」
「うん」
「いい夢みてくださいね」
なぁちゃん体温のお陰でいつのまにか眠くなって、ハグをしたまま寝た。
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