パート2
約束
食事を終え、今度はプリクラを撮りにきた。
私はプリクラなんて高校生ぶりだし、今の機械すごく進化してるし…
「ゆうちゃん!撮りますよ!」
なぁちゃんがどうしてもって言ったから撮るんだからね!
つくづくと昔と今が違うことを実感する。写真の解析度違うし、断然今のプリクラの方が可愛い…
「知ってますか?」
「何が?」
「今って、あんまりデコらないらしいですよ?」
「え!そうなの?てっきりデコるのかと…」
そして何よりびっくりしたのが、プリクラはシールではなくなったことだ。この間までシールだったのにいつの間にかプラスチックの写真へと変貌していた。
プリクラを撮り終え、量が多いクレープを半分にしながら食べ、あっという間に時間は過ぎていく。
「ゆうちゃん、もうそろそろ帰る時間ですね」
「え!もうそんな時間なんだ…あっという間だったなー」
帰る途中に、少し小さめな神社を見つけた。
「あ、この神社。久しぶりに通りました」
「通った時あるの?」
「はい。この神社は地元の人にしか知られていないのですが、縁結びの神様がいるとか…」
「へぇー、そうなんだ!それは知らなかったな」
「だから、時々ここに拝みに来るんです。『約束した人に会えますように』って。会えたら、ここの神様に報告しようと思っていたんですけど、なかなかできないでいました…」
「じゃあ、報告しに行こっか」
「はい!」
私は、もっとなぁちゃんと一緒にいれますようにってお願いをした。そして、彼女の失われた記憶が戻りますようにって。
「ゆうちゃん、おみくじ引きませんか?」
「おみくじ?いいけど…」
おみくじを引き合う。
「「せーの」」
私は中吉。なぁちゃんは凶だった。
「なぁちゃん、凶じゃん!」
「はい…なんか悪いことが起こりそうな予感がします…」
「なんて書いてあるの?」
彼女のおみくじに書いてあったのは、
『車に気をつけよ。そのまま変わらぬのなら凶。変わるのなら吉』
「なぁちゃん、車に気をつけてね。くれぐれも」
私なりに念を押す。
「そんな、大丈夫ですって。それより、今日の夜ご飯何にしますか?」
「んーと、カルボナーラ」
「いいですねー、それじゃあ作りましょうか!」
「うん!」
私たちは帰路へ着いた。
また、明日から仕事が始まる!私はこのプロジェクトを成功させたい!ひたすらそう思うだけだった…
食事を終え、今度はプリクラを撮りにきた。
私はプリクラなんて高校生ぶりだし、今の機械すごく進化してるし…
「ゆうちゃん!撮りますよ!」
なぁちゃんがどうしてもって言ったから撮るんだからね!
つくづくと昔と今が違うことを実感する。写真の解析度違うし、断然今のプリクラの方が可愛い…
「知ってますか?」
「何が?」
「今って、あんまりデコらないらしいですよ?」
「え!そうなの?てっきりデコるのかと…」
そして何よりびっくりしたのが、プリクラはシールではなくなったことだ。この間までシールだったのにいつの間にかプラスチックの写真へと変貌していた。
プリクラを撮り終え、量が多いクレープを半分にしながら食べ、あっという間に時間は過ぎていく。
「ゆうちゃん、もうそろそろ帰る時間ですね」
「え!もうそんな時間なんだ…あっという間だったなー」
帰る途中に、少し小さめな神社を見つけた。
「あ、この神社。久しぶりに通りました」
「通った時あるの?」
「はい。この神社は地元の人にしか知られていないのですが、縁結びの神様がいるとか…」
「へぇー、そうなんだ!それは知らなかったな」
「だから、時々ここに拝みに来るんです。『約束した人に会えますように』って。会えたら、ここの神様に報告しようと思っていたんですけど、なかなかできないでいました…」
「じゃあ、報告しに行こっか」
「はい!」
私は、もっとなぁちゃんと一緒にいれますようにってお願いをした。そして、彼女の失われた記憶が戻りますようにって。
「ゆうちゃん、おみくじ引きませんか?」
「おみくじ?いいけど…」
おみくじを引き合う。
「「せーの」」
私は中吉。なぁちゃんは凶だった。
「なぁちゃん、凶じゃん!」
「はい…なんか悪いことが起こりそうな予感がします…」
「なんて書いてあるの?」
彼女のおみくじに書いてあったのは、
『車に気をつけよ。そのまま変わらぬのなら凶。変わるのなら吉』
「なぁちゃん、車に気をつけてね。くれぐれも」
私なりに念を押す。
「そんな、大丈夫ですって。それより、今日の夜ご飯何にしますか?」
「んーと、カルボナーラ」
「いいですねー、それじゃあ作りましょうか!」
「うん!」
私たちは帰路へ着いた。
また、明日から仕事が始まる!私はこのプロジェクトを成功させたい!ひたすらそう思うだけだった…