このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

パート2

「大丈夫?」

目が覚めた時、柏木部長の心配そうな顔が目に入ってきた。

「あ、はい。大丈夫です」

「はい、どうぞ、お水」

「ありがとうございます」

水が入ったペットボトルを渡された。

「それより、びっくりしたなー
だって、急にバタンって音がしたし、
村山さんって声かけても、何も反応したなかったから…」

「ありがとうございます」

柏木部長の言葉を遮って言った。

「でも、どうして、お風呂の中で意識失ったの?」

「いろいろ考え事してたら、いつのまにか…
多分、バテたんだと思います」

「そっか」


「それより、明日のスケジュール大丈夫?

もし、ダメなら私1人で行ってくるし…」

「いや、行かせてください!

行かないなら、本部に来た意味がありません」
本部に来て、そして、柏木部長について行って、無理してまでも、やり遂げたい

すると、柏木部長は少し驚いた表情をして「わかった。じゃあ、体調整えないとね」

「はい!」
15/28ページ
スキ