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パート2

今回のプロジェクトの内容は、
結婚式場の建設に携わるもの全てだ。
本部だから、プロジェクトは大きいし、なんせ順調に進むと思ってた。

「だから、ここだと土地代だけで億超えるの!もっと別のところ探して!」

私が本部に来て6回目の会議だが
全く持ってプロジェクトが進まない。

「しかし、柏木部長ここ以外見つからないんです」

「いいから、もっと探す!
わかったね」

「はい…」

これが、鬼部長柏木…
どうやら私、大変なところに来っちゃった…

「村山さん」

「あ、向井地さん、どうされました?」
向井地さんは、ずっと企画部で、私の2期下のにも関わらず責任感が強いらしい…


「ここの場所ならどうでしょうか?
少し郊外にあるのですが、先程案を出した場所より、随分とコストカットできます」

「確かに」
向井地さんの資料を見ると、さっきの場所より安いし、なんせ、広い場所だった。

「じゃあ、なぁ、奈々さんに相談してきます」

「お願いします」

企画部でも、チームに分けて作業している。私達のチームリーダーがなぁちゃんなわけだ。

「奈々さん、
この場所は、どうですか?
と言っても見つけたのは向井地さんなんですけど…」
私は、向井地さんから貰った資料を渡した。

「ここなら、いいですね!
郊外だけど、土地は広いし、コストカットにも繋がる!
柏木部長に相談してきます!」

「お願いします」


なんとか、柏木部長は向井地さんが出した場所で、OKサインを出したらしい








「あー、今日も大変だったー」

「お疲れ様です、ゆうちゃん」

仕事から帰り、家にいた。

「ゆうちゃん、疲れたでしょ?

だから、一緒にお風呂入りましょう♪」

「え…

まずね、一緒にお風呂入るって、恋人同士がやるんでしょ?」

「だって、私たち、もう恋人ですよね?
約束果たせたわけですし、
だから、一緒に!お風呂!入りましょう!」






結局、一緒に、入ってしまった。
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