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パート2

「なぁちゃん、、、
どうして私を本部に選んだの?」

「選んだ理由を聞きたいんですか?」

「うん」

そしたら、なぁちゃんはホッとしたような
表情を見せた。

「よかったー」

「どうして?」

「今日、ゆうちゃん本部に来て初日だった
から、プロジェクトのことずっと聞かれる
と思ってた〜

あ、選んだ理由ですよね?」

「うん」

「理由は…」

「理由は?」
私は、心臓の鼓動が、早くなるのを感じた。

「ゆうちゃんが可愛いからですよ」

「はい?」

どういうこと?
私が可愛いと本部から呼ばられるの?

「だって、仕事には癒しが必要じゃないですか?
しかも、柏木部長の威厳が強すぎて…
もう、恋人?みたいな感じのゆうちゃんが来れば、仕事がはかどり、このプロジェクトが成功する!と思ってたんですよ」

めっちゃ早口でなぁちゃんは言った。
理屈っぽい気がするが…
理由が、そんな理由…


「じゃあ、別に仕事できるーとかそう言う理由じゃないのね?」

「ううん、ゆうちゃん、負けず嫌いだし、仕事、一所懸命にするし、個人的にまたゆうちゃんと仕事したかったんですよ♪」

なぁちゃんがそんなこと思ってくれていたなんて、驚きだった。

「さらに!」
まだ理由があるみたいだった。

「ゆうちゃんモテるから、ゆうちゃんは私の!ってできるじゃないですか?」

なぁちゃん、独占欲の塊だね…
てか、私モテるの?
支店の時は何回か告白されたけど…

「理由、わかりました?」

「うん、ある程度は…」

「じゃあご飯にしましょう♪」

「うん」



そして今更だが、
私たちって、恋人?になるのだろうか?
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