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パート2

翌日、会社にて、

「村山、ちょっといいか?」

「はい」

峯岸課長に呼ばれた。
まだ、始業が始まって、数分だったのに

会議室に入った。

「今日、会社に来てもらって悪いんだけど
今から、本部に行けるか?」

「どうしてですか?」

「いやー、本部の方で、新しいプロジェクト始まるんだけど、、、
支店から1人出してくれって、
言われてて…」

まじ?
だって、本部の人と、一緒に、仕事でしょ?
なぁちゃんの時は、支店の中に、本部の人
1人だったのに、
私の場合は、本部の中に、支店の人
1人…
無理

「普通、支店から本部に行くにも、
支店から5〜6人行くじゃないですか?
どうして1人なんですか?
そして、どうして、私なんですか?」

勢いで、峯岸課長に言ってしまった…

「あの、、」
「村山、順番に話す
まず、なぜ1人で本部に行くかについてだが、意外と支店から本部にいくのに、
納得していない人が多くて、村山、1人に
なってしまった」

それ、なぁちゃんに昨日聞いたやつだ

「そして、なぜ村山が、選ばられたのか
だが、前に、本部から『岡田奈々』って
言う人きたでしょう?
その、『岡田奈々』さんが、村山を
選んだから、私はわからん」

はい?
なぁちゃんが、私を選んだ?!
昨日、言った言葉は、私に向けてだったのか!

「村山?
大丈夫か?」

「あ、はい」

「村山、じゃあ、早速、本部に行ってくれるか?」

「わかりました」





「ゆいりー
峯岸課長から、なんだったの?」
あやなんが、聞いてきた。

「本部から新しいプロジェクトのメンバーに選ばれちゃった」

「ゆいりー、ファイト!」

「うん…」












私は電車に乗り、本部へと向かった。
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