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パート2

なぁちゃんとの小さい頃の約束を
果たせて2ヶ月。
私たちは、
友達より深い関係となっていた。
一緒にいると嬉しくなる
一緒にいないと寂しい
と言う関係だった。


それと、もう一つ、


晴れて私、村山彩希は、
実家をでて、なぁちゃんと一緒に住むこと
と、なりました!
同居になるのかな?
でも、なぁちゃん、ありがとう!



「ゆうちゃん〜
今日、一緒にお風呂入ろうよ〜」

「嫌だ〜」

毎日一緒にお風呂入ろうと言われるが、
恥ずかしくて、入れるわけない!

「ゆうちゃん、今日だけ!ね!」

「それ、昨日も言ってなかった?」

「言ってないもん」

このやりとりも、毎日やってる。



「あ、
ゆうちゃん、明日、帰り遅くなる」

「どうして?」

「また、新しいプロジェクト始まるんだって、
しかも、支店の人が、入るらしいよ」

「支店の人かぁー
それは、大変になるね」

私たちの会社では、たまに、本部と支店
連携して、大きいプロジェクトを行う
ケースが多い。

しかし、本部の人達、エリート過ぎて、
支店の人は、することがなく、
いつも、いない方がいいと思う
と言うのが、本部の人達の考え方だ。

「でも、しょうがないよ
本部の人エリートの集まりじゃん
支店の人と比べてみてよ」

「それは、わかってます
でも…ね、、」


なぁちゃんの言いたいことは
とってもわかる。


「なぁちゃん、仕事の話はやめよ?
ほら、お風呂入ろうよ」

「一緒に?!
ゆうちゃんありがとう!」

一緒かぁー

なぁちゃん、めっちゃ笑顔だし、
しょうがない!

「いいよ」

「やった!!」





この時、私は呑気に、支店の人大変だなー
と思うだけだったのです!
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