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パート1

日曜日になり、再び、
なぁちゃん家を訪れた。




「お話ってなんですか?」
なぁちゃんは、ソファに座りながら、
聞いてきた。

「私となぁちゃんとの関係のこと」

「ゆうちゃんと私との関係ですか?」

「うん、

驚かないで聞いて欲しいんだけど…」

私は、つばを飲み込んで、続けた。

「なぁちゃんと私は、幼馴染だったの…」

そして、1枚の写真を出した。

「これって…」

写真には、2人の女の子が、写っていた。
名札に『おかだなな』と
『むらやまゆいり』とあった。

「そしてね、なぁちゃん、
もう一つ、聞いて欲しいんだけど…」

私がなぁちゃんの顔を見ると、なぁちゃんは涙目だった。

私は携帯を出し、1つの動画をみせた。

なぁちゃんはその動画を見た時、泣いていた。

「ゆ、ゆうちゃん、
こ、これって、、、本当なんですか?」

「うん」

その動画には、

なぁちゃんが、

「せーの」
『むらやまゆいりとおかだななは
けっこんする!』

と、宣言している動画だった。



「なぁちゃ」

「ゆうちゃん、ありがとう!」
といって、なぁちゃんは、私に抱きついてきた。

なぁちゃんは、泣きながら話した。

「ゆうちゃん、ほんとにありがとう…

ゆうちゃんに会えて、
ほんとに、ほんとに、ありがとう…」

「なぁちゃん、泣き止んで?」

「だって、だって、、」

なぁちゃんは、ずっと泣いていた。

「ゆうちゃん、、、
私の記憶戻らないかもしれないけど、
ずっと一緒にいてくれる?」

「うん、ずっと、一緒にいる」


少し泣き止んだのに、
なぁちゃんは、また泣いた。


私はなぁちゃんのおかげで、
大切なことを思い出すことができた。


心を込めてなぁちゃんに言おう!

「なぁちゃん、ありがとう!

これからも、よろしくね」

「はい!」








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