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パート1

3ヶ月後


なぁちゃんが本店に戻っても、
なぁちゃんとは度々、食事に行ったり、
それぞれの家で泊まりあう仲に
なっていた。


でも、結婚の約束をした人を見つけることは出来なかった。


なぜか、なぁちゃんの出張終わるまでの
お手伝いだったのに、
見つかるまで、お手伝いしなきゃいけない
感じだった…



プルルル プルルル
携帯の着信音が鳴った。


『もしもし?』

「なぁちゃん、どうしたの?」

最近、2人とも忙しく、電話でのやりとりとなった。

『いや、その、こ、声が聞きたくなったって言ったら、、怒りますか?」

「ううん、大丈夫だよ」

『ゆうちゃん、でも、忙しそうだし…
迷惑ですよね?
ごめんなさい…』

「なぁちゃん、、大丈夫だよ。
それより、なぁちゃんこそ、大丈夫?
元気なさそうだよ」

『全然大丈夫ですよ…

あっ、長電話になりましたね…
ゆうちゃんの声が聞きたかっただけなので

もう切ります』

プー プー

電話の切れた音が鳴った。

「なぁちゃん、、、」



私は、コートと、財布、携帯を持って、
なぁちゃん家に行った。


















ピンポーン
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