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パート1

「今日は、うちの奢りだから、たくさん
飲んでくれ!」

今日は、峯岸課長の奢りらしい、
なんか、裏ありそうな…

「あやなん〜飲まなきゃだめ?」

「うん、だって約束したでしょう?
岡田さんも最後なんだし…」

なぁちゃんが、最後って言ってもなぁ、


「奈々さーん、いっっしょにぃ
おしごとできてぇ!たのしかったです!」

相手の男性は、すっかりなぁちゃんに
メロメロだ。

「もう、酔いすぎですよ」

「だってぇ、岡田しゃんが、最後だってぇなると、悲しくてぇ、」

「泣かないでくださいよー

私は、忘れませんから」

「ほんとぉー」


このやりとり、10回以上は聞いた気がする


私は、あやなんが飲んでいた、
ハイボールを飲み干した。



「あやなんー、もっとぉ
飲もぉー」

「ゆいり、酔い過ぎだって、、」


「村山さん、酔ったんですか?」

「ふぁ!岡田さん」


多分、なぁちゃんが、来たのだろう、

「ちょっと、ゆいりが、酔ったみたいで

帰りお願いできますか?
私との帰りの方向違うので…

すいません、最後の日なのに…」

「いえいえ、大丈夫ですよ」



そっから、私の記憶は途切れた。
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