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彩希ねーちゃん頑張れ

ゆうちゃん目線


「じゃあねー」
「バイバイ」
「彩希、お姉ちゃん頑張ってねー」


「うん、じゃあ、また明日ね、ばいばいー」


学校終わり後、校門で、友達と別れたあと
私は走った。








「はぁ…はぁ…はぁ…
やっと着いた。」



私が向かったのは、秋葉原幼稚園だ。




「あっ、もしかして、奈々ちゃんのお姉さんですか?すごくかわいいって奈々ちゃん自慢してましたよ」

名札に柏木とあった。


「あ、そうですか」


「奈々ちゃんのお迎えですよね」

「はい」


「少しお待ちくださいね

奈々ちゃーん、お姉さんが迎えにきたよー」



「あ、ゆいりねぇちゃん!」


なぁちゃんは本を読んでいた。



「迎えにきたよー」

私は笑顔で、なぁちゃんをむかえた。




「じゃあ、なぁちゃん、忘れ物ない?」


「うん!ゆいりねぇちゃん
はやく、いえにかえろう?」

「うん、わかった

じゃあ、先生に『さようなら』しよう」


「せんせぇー、さようなら!」

なぁちゃんは、とびっきりの笑顔で、先生に言った。

「奈々ちゃん、また明日ね!」


「うん!」


「柏木先生、ありがとうございました
では、さようなら」


「さようなら」




私たちは手を繋いで、秋葉原幼稚園を出た。
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