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ドキドキの学校

ゆうちゃん目線

私の名前は村山彩希。秋葉原女子高、2年4組の担任だ。 
みんなから、『村山せんせー』と呼ばれている。しかし、 唯一『村山せんせー』とは呼ばずに、あだ名で呼ぶ生徒がいる。その名は…

「ゆうちゃん、おはよー」
「おはようございます。岡田さん。あと、いい加減にあだ名でわなく『せんせー』と呼んでくださいよ」
「はーい♪ゆうちゃんせんせー」
「もーう( *`ω´)」
そう、いつもあだ名で呼ぶ生徒は、私が担任している生徒の岡田奈々である。みんなの人気者で、こっそりつきあっているのだ。
「あっ、」
「どうしましたか?」
「私、茂木先生に呼ばれているのすっかり忘れてた…」
「ゆうちゃん、、せんせー、しっかりしてくださいよー」
「ごめんね、じゃあね」
「はーい」


本当は、茂木先生に呼ばれたなんて嘘だ。私は一刻もはやくに、離れたかった。なぜなら、あのまま岡田さん、、いや
なぁちゃんと話していたら、独占欲が抑えられないからだ。
私とは釣り合わない。今日はもう会いたくないな。




 

なのに、このときはやってくる。帰りのHRだ。
通常通り終わせば問題ない。そして、すぐ帰ろう。今日は部活もないし…
そう思って教室のとびらを開けた。
「はーい、みんな席に座ってー」
『はーい』
 
「~です。これでHRを終わります。さようなら」
『さようなら』

通常通りに終ったし、はやく帰ろっ。





「ちょっとついてきてください」
「え、なぁちゃん⁉」
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