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2人が夏祭り行ったら…

私たちは下駄の音を響かせながら、打ち上げ花火が上がるまで、屋台を楽しんだ。


「ゆうちゃん、そろそろ花火が上がる時間ですよ」
「うん、そうだね
でも、ここだとあんまり見えないよ」
「そうですね。人がたくさんいますからね」
「どうしよう?なぁちゃん」
「どうしましょう?
あっ!そうだ!」
私はひらめいた。
「どうしたの?」
「ゆうちゃん、ちょっとついてきてください」
私はゆうちゃんの手をひっぱった。
「えっ?!
どこ行くの?」



「なぁちゃん、ここは?」
「ここは、人が誰もいない、そして、花火を見るにはもってこいの場所です!」

さっきいた場所より、高めの場所で、街を一望できるところだった。
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