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吸血鬼パロ

なぁちゃん目線

「だから、私の飲まなくても、平気なんだ」

なんだろう…

嫌な予感がする。

「あっ、なぁちゃんあがってたの…



ちょっとお話してもいいかな…」

見事に、私の嫌な予感は的中してしまった…






最初に口を開いたのは、ゆうちゃんだった。
「なぁちゃん、他に付き合っている人いるの?だから、私の血飲んでくれないの?」


「はぁいぃ?」
 
「だってそうじゃん、最近飲んでくれないし、さっきなんて逃げるように、シャワー浴びに行くし…」
なんだろう、ものすごく申し訳ない気持ちになってしまった、
「それは…
事情がありまして…
実は


ゆうちゃんが愛しすぎて、飲めなかったんです。本音を言うと、
飲みたかったんですよ。でも…
飲んでたら歯止めが効かなくなって
ゆうちゃんを死なせてしまったら…」

「そんな理由で飲まなかったの?」
「はい…」
「逆に心配返してよ。
もしかしたらなぁちゃんに他の人ができた。
とか考えちゃったじゃん」
「それは絶対にないので!」
絶対にゆうちゃん以外の彼女にはならないときめているからだ。

「今すぐに飲みたいのですが…
今日はやめときます」
「どうして?」
「ゆうちゃんの血には美味しい時期があるんです。その時まで待ちます」
「美味しい時期っていつ?」
「それは・・・



秘密です♪」

ゆうちゃんを抱いているときが美味しいとは
言いづらいなぁ。





ゆうちゃんの血を飲むのは別のお話。



      終
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