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載華記 執筆編

秘密の扉視聴済みレポ。

2018/06/23 12:47
今回は割と前に見た、韓国ドラマ秘密の扉についてレポします。イ・サンの父サド世子の死について、その父英祖の視点も交えて展開していく物語でした。父はなぜ、子を失うことになったのか。これがキャッチフレーズでしたね。
はじめはただのサスペンスかとおもいきや、中盤は父英祖の君主としての心の闇、そして最後は和解したくてもできない親子の悲しみに、ほかの人たちのストーリーも絡んで非常に悲しい展開でした。
主軸の親子の物語も考えさせられるものがありますが、私が最も印象深いと思ったのは、身分のせいで科挙を受けても合格できないという平民のつらさでした。賢く、両班の子息よりも勉強ができて、学習意欲にあふれているのに、身分のせいでどうすることもできない。そこでサド世子が起こした極秘プロジェクトが、彼の死を招くことになるのですが…
このストーリーの終盤、普通の韓ドラと違って秘密の扉は超現実的で不条理な世界であることを改めて実感しました。この衝撃は本編を見ないとわからないのでぜひお願いします。前半戦の停滞さを抜けるのがやや大変ですが、イ・サンを知っている方は楽しめると思います。


私は見終わった後、必ず死ぬ主人公の話を見たあとなのに、何故か心が清々しかったのを覚えています。そしてイ・サンを観直したいなと思いました。
一味違うヒューマンサスペンスものも、ぜひみてみてはいかがでしょうか?

ちなみに挿入歌の無名花は馬医のバラードで、悲しくても、つらくてもをうたっているYerinさんと同じ人です。歌詞がせつなく、大好きです。それでは、また載華記でお会いしましょう。

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