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載華記【初めから世界観、豆知識までご紹介!】

ここでは、夢主人公のウォルファとそのお相手ヒジェについてご紹介させていただきます。

まずウォルファ。沈月華と書いてシム・ウォルファと読む彼女は、両班の超お嬢様。兄は優秀な司憲府の役人で、友人の儒学者はみな天才ばかり。そんな何一つ不自由していない彼女には、たった一人の大親友がいます。それがチャン・オクチョン。後の朝鮮三大悪女となる禧嬪張氏であり、ウォルファの運命の人となるチャン・ヒジェの妹です。また、広く見識をという家風に後押しされ、両班の女性にしては異例の職持ちです。(時代考証や学者の方などが見たら怒られそうですが、ドラマ チャン・オクチョン愛に生きるでもオクチョンがファッションデザイナーだったからいいよねと思って、思い切った設定にしてみました。)
彼女は捕盗庁で書庫の整理をしています。序盤には出てこない設定ですが、書物を読むのが趣味で清国(今でいう中国)語がわかるという特技があります。
顔は絶世の美女といっても通じるほど。はっきり言ってすぐにばれます。そんな誰もが羨みそうなハイスペックな彼女ですが、悩みが一つ。それは度々オ・ユンから言い寄られること。好きな人ができてしまったらどうしようとか、家のためには別にそんなに好きでもない人と結婚するのが最良なのだろうかとかをいつも悩んでいます。はたから見れば、貴公子に言い寄られて幸せな悩みのように見えることも、彼女の悩みの一つ。
そんな彼女の初恋は市場で自分を助けてくれた名も知らない青年。そして同じ場所で、ヒジェと運命的な出会いをはたすのです。
性格はまっすぐで正義感はありますが、今までの夢主と違って好きな人との未来のためなら多少の悪事には目を瞑ってしまったり、場合によっては隠ぺいに協力してしまうという人間的弱さを常に秘めている女性です。か弱いかといわれると行動力のせいであまりそうは見えませんが、いざ命の危険があった時は、ヒジェやその私兵たちに頼らないと解決できないときもあります。
ヒジェを想う気持ちは誰よりも深く、ヒジェの誰も知らない一面を愛してしまうが故に、あえて彼と共に生きるという危険で険しい道を歩むことになります。また、前述したように、ヒジェのためなら命をなげうつ覚悟ができており、命を救うことも多々あります。その愛はやがて党派を超えて人々の心を打つことに…
時には叱り、また時には彼を支えるウォルファという新しい夢主人公、気に入っていただけると幸いです。

続いてはチャン・ヒジェ。ドラマを見られた方はひょっとするとご存知かもしれませんが、女好きです。ただ、最近発見された書類によると、史実では捕盗庁ではなくネグミという王宮の警護を担当している武官だったそうです。この部署には長身でイケメン、そして頭がキレる者しか入ることができなかったそうで、現在のヒジェ像は今のところキム・ユソクさん演じる身長185センチのイケメンヒジェでよいみたいですね。
さて、ここからはドラマの設定ですが、もみ髭が特徴的ですね。あとは笑い方。かなり不潔感があるので苦手に思った方も多かったと思います。
そんな彼をお相手にするなんて、管理人も趣味が悪くなったな、と思われる方が多いと思います。ですが、言い切ります。この夢小説を読み終わる頃には、あなたは確実にヒジェのことを大好きになっているはずです。
それではまず、私が作成したこちらの動画をご覧ください。


いかがでしたか?彼の生きざまは。妹のおかげで栄華をつかんだと思いきや、左遷ののちに大転落。ですが彼は戻ってきます。すべてのものに対する復讐心だけを糧に。そして最期は…
彼の人生はまさに紆余曲折波乱万丈。この動画だけでもう興味を持たれた方は今すぐこの紹介文を読むのをやめて、本棚から載華記へお飛びになってください。後悔はさせません。
いや、まだこんなやつの小説を読む気はない。とお思いのあなたは、もう少しだけPRにお付き合いください。もちろん管理人はすぐにあなたがこんな動画だけで心動かされるだろうなとは思っておりませんので。(笑)
さて、そんなヒジェですが。意外にも剣術が得意というサブ特技が原作小説ではそなわっているようです。まあ、史実では妹の力がまだそこまでついていなかったので、コネで就職もできなかったようですから、本当に剣術が得意だったんでしょうね。
ちなみに小説内では昼間から大トラになったヒジェが、街を歩く身分の低い女の子のくるぶしとお尻をみて発情し、ちょっかいをかけたところをウンテクにお尻に蹴りを入れられ顔から地面にダイブします。また、妓楼から朝帰りは日常茶飯事。(…これ、全然PRじゃないよな…)
ただ、剣の腕は天下一品並。剣契の刺客を少しひるませるほどに強い。その二面性が面白いんですよね、原作小説版は。
ただ、まだ面白いだけなんです。本当の魅力はやはりドラマを見ていただかかないといけません。
ヒジェの魅力とは、ずばり家族思いのいい長男というところですね。ドラマ チャン・オクチョンでは、序盤からもろその優しさがさく裂しており、奴婢狩りに遭った家族を救うために自ら身をなげうってチュノたちをひきつけます。さらには妹を悲しませる奴はぶっ殺すとあっさり言える強さ。これはトンイでも健在でしたよね。(ですよ…ね?)
その2。圧倒的な語学力。学問とは無縁とか言っていたくせに、何気に数年留学してるし、しかもそこそこの語学力。清国の官僚と向こうの言葉で交渉する場面があります。隠れインテリはいいですね。
とまあ、このあたりが彼の魅力ですね。
さて、なんだかただの放蕩息子というよりは、技あり放蕩息子感が増してきておりますが、これだけではありません。一見ただの放蕩息子のように見える彼。しかし本性はとんでもない計算高さと腹黒さを兼ね備えています!はっきり言います。そういう二面性が好きという方は私と同じ癖があります。お仲間!
目的のためならどんな手段も厭わないヒジェ。例えそれが放蕩息子として振る舞って人妻と寝ることであっても。でも大切な人は前述のように命がけで大切にする男なんです。その何重にも被っている仮面をはがしていくのが、彼との恋愛の最高の魅力と言えるでしょう。そして、物語を読むにつれてわかり始めるそんな彼の本性に、あなたはきっとウォルファ同様、ヒジェに恋してしまうと思います。だから!絶対途中で挫折しないでください!特に淡恋編の前半で終わった人にはただの変態にしかヒジェが見えないと思うので…(笑)
 
続いてご紹介するのは、こんな二人の恋愛の醍醐味。
やはりここは、党派を越えた禁断の恋でしょう!どんなときも、隠れて逢瀬を重ねなければならない宿命の二人。ひどいときなんて、お互いを嫌うことさえあるわけですが、それでも二人はお互いの未来はいつか必ず報われると信じています。
…ここでもうひとつの醍醐味。ドラマをみた、または史実を知っている方は、ヒジェがたどる末路をご存じですよね?それを知った状態で二人の健気な恋を読めば…切なさ倍増ってわけです。
しかし、危険な恋ほど燃えるがどうたらという言葉がありますように、二人は苦難に直面する度に強く惹かれ合います。初めは遊びだと思っていたヒジェも、ある事件でウォルファを憎みつつもより深く愛するはめになってしまいます。またウォルファの方も、同じ事件でヒジェの裏の顔を知って距離を空けるのですが、それでも想い続けてしまうのです。幾度となく災難にうちひしがれる二人の恋は、もはやそれなくして成立しないほどにいとおしいのです。
 
あなたを永遠に愛している。その言葉を伝え合い、想いを守るのに命を懸ける二人の恋は、だからこそ輝いて見えるのです。
 
次のページは、そんなヒジェの史実をお教えします。ネタバレを嫌う方は、ページ選択に戻ってお飛ばしください。
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