【あとがき】
　帰りたい場所は、すぐ手の届くところにありますか？ヒャンユンの苦しみとナビとしての二重生活。今の現代人の生きづらさを映してみたのですが、皆さんにはどう映ったのでしょうか。斬新なすれ違いを挑戦的に描いてみたので、途中の表記が難しいところが多々ありましたが、（ナビがヒャンユンになったり、ヒャンユンがナビになったり……）最終的に言ったんここまで持っていけて良かったです。
　ここからはドラマとやや展開が微妙に異なる場合がありますが、夢小説の愛嬌だと思ってください、、
　物語もいよいよ終盤です。どうか読者の皆様には引き続き、トンチャンとヒャンユンの運命、そして愛の行方を見守ってくださりますようお願い申し上げます。ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。あともう少し、二人の人生にお付き合いください。
　では、また次回のあとがきでお会いしましょう。
　

【斬月編：予告】
　──────最後の裁きが下るとき、
　
　 蝶はその手に羽ばたきを取り戻す
　
　
　ついにチョン・ナンジョンとユン・ウォニョンを倒すべく動き出すヒャンユンたち。しかし、大妃の権勢を借りた二人の強大な力の前で、彼女は次第に不安を覚え始める。そんなとき、明国の国境沿いで起きた事件によって父イ・ジョンミョンがカン・ソノ、ソン・ジホンと友に捕らえられてしまう。
　黒蝶団解散も危惧される、絶体絶命の危機に陥ったヒャンユンの下した決断とは……
　そして、トンチャンはヒャンユンの母を手にかけた刺客の正体を探ることに……彼がたどり着いた衝撃の真実とは。
　
　
　いよいよ佳境の『迷い蝶』。お見のがしなく！