☆ファン・ナビ（コン・ヒャンユン）
→実の両親をユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンに殺されたという記憶を失い、コン・ジェミョンの養子として迎えられていたが、彼の口から真実を知り記憶を取り戻した。そのことでナンジョンの刺客に狙われることに………
　　
☆シン・ドンチャン
→トンチャン兄貴の名で知られている、荒くれ者の曰牌で喧嘩っぱやいことでも有名。チョン・ナンジョンの商団の下で働いており、基本どんな汚れた役も厭わない性格だったが、生涯唯一の人であるヒャンユンと出会って変わろうとするように。
　
☆カン・ソノ
→体探民であり、実は大尹派。ヒャンユンの兄ヨンフェの頼みでその行方を掴んで助けた。
　密かにヒャンユンに想いを寄せており、時に父、兄、友人、そしてどこか恋人のような接し方をする。
　トンチャンを警戒すると同時に、過去の二人の関係を知ることとなり、それまでに経験したこともない燻るような嫉妬に駆られる。
　　
☆コン・ジェミョン
→ヒャンユンの養父で、コン・ジェミョン商団の大行首。真実を明かすが、後に大きな後悔をすることになる。
　
☆イ・ヨンフェ
→ヒャンユンの兄で、生き別れとなった妹を探している。
　ヒャンユンと自身の身分の回復に役立つ証拠を持っている。
　
☆イ・ジョンミョン
→流刑を解かれ、隠居していた大尹派の頭領。明宗の命で兵曹判書となったことで危機感を買い、小尹派から抵抗を受ける。
　実はヒャンユンが死んだと思っていた実の父。
　
☆ユン・シネ
→天下のユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンの一人娘。美貌の持ち主だが、傲慢な性格。ヒャンユンの親友だったが、その存在意義は彼女の復讐の手段へと変化する。
　
☆オクニョ
→監獄で産まれて監獄で育った聡明な美しい女性で、テウォンに想いを寄せている。ヒャンユンとは幼い頃からの親友。
　母の死に絡むユン・ウォニョンらへの復讐という、ヒャンユンと同じ目標を胸に秘めている。
　
☆ユン・テウォン
→ユン・ウォニョンと捨てられたホンメという妓生との間に出来た庶子。ヒャンユンと、想いを寄せるオクニョと同じ、チョン・ナンジョンへの復讐を達成するために平市署の署長となる。
　オクニョを殺そうとしていたトンチャンを嫌っていたが、ヒャンユンへの純粋な愛に苦悩する姿を見て、自身も善悪の選定に苦悩することとなる。
　
☆イ・ソジョン
→テウォンに想いを寄せる素素樓の妓生。
　
ファン・ギョハ
→素素樓の主人である妓生。親しかったテウォンの母であるホンメの恨みを晴らすべく、大尹派と裏で手を組み協力している。

☆チョンドン
→小者感漂うスリだが、オクニョたちの良き協力者。トンチャンが天敵。マノクに片想いしている……と思っている。
　
☆マノク（ミョンソン）
→チョンドンの弟子でスリだったが、オクニョの提案で情報収集のために素素樓で妓生となる。チョンドンに密かに想いを寄せており、トンチャンが嫌い。ヒャンユンの髪飾りをすったことがある。
　
☆トチ
→テウォンの曰牌時代からの親友で、コン・ジェミョン商団の書記。トンチャンとは幼馴染み。
　　
☆チョン・ナンジョン
→コン・ジェミョンと敵対する商団の実質的な大行首。テウォンから激しい恨みを買っており、負けじと反撃を繰り返す。ヒャンユンの母を殺害した現場に居合わせていた。
　
☆ユン・ウォニョン
→チョン・ナンジョンの夫であり、明宗の母である文定大妃の弟として小尹派の実権を握る。
　ヒャンユンの父を謀反の濡れ衣で殺害しているが、家族は皆死に絶えたと思っている。
　
☆キ・チュンス
→大妃付の内禁衛隊長。かつては刺客としても活動していた。ヒャンユンの母を殺し、ヒャンユンを斬った男。
　
☆ミン・ドンジュ
→ナンジョンへの恩のため、商団の大行首を代行しているナンジョンの兄嫁。トンチャンの直属の上司で、彼と心を通わせているヒャンユンを警戒する。
　
☆チョン・マッケ
→ナンジョンの兄でドンジュの夫。ユン家の執事をしている。
　ドンジュとは違って、ヒャンユンとトンチャンを利用することに危険を感じる。