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I want to be by your side forever

私とタップは生徒と大人の関係だし、未成年で生徒であるタップが変な行動をしないように私が律する側の立場という人間というだけだ。
だからデートという言葉ではなく、引率係ってこと。
タップと私が好き同士でも変なことをしたら、私が言われるし、下手したら学園をクビになるかもしれない。
でも女同士でそういった関係になり、トレーナー側が学園をクビになったのかは実際分からない。
タップなら「クビになったならアタシがもらってやるよ。私が金を稼いで城を建てて、トレーナーを伴侶にして私の城で仲良く暮らそう」なんて平気で言いそうだけど。
しかも私の親はめんどくさすぎて、早く結婚相手を見つけろ!トレーナーなんていうチャラチャラした職業は辞めて、自分の後を継いで早く跡継ぎを作れ!とひっきりなしに電話をかけてくる。
...というのは一先ず置いといて、いよいよ水族館に行く日が明日に迫ってきていた。
水族館に行くコーディネートをまだ決めておらず、時計を見てしまった。
タップを誘うことはもちろん、ジャパンカップ優勝を兼ねてのお祝いは何が相応しいかで悩みすぎてその後を考えていなかったのだ。
「困った...。
いつもの普段着じゃタップにゲンナリされちゃうけど、もう時間ないし...。」
と、そんなことを考えていると携帯の通知が来た。
携帯の通知の相手はタップだったようで、送られてきた内容を見る。
トレーナー、楽しみにしてるから明日よろしく!という内容だった。
そんなもの送られたら、いつものコーディネートで行くのはタップに大変失礼だ。
頑張ってコーディネートを考えなきゃと思い、夜は更けていった。

「トレーナー!」
大慌てで待ち合わせ場所に到着するとタップは先にいたようで、私が情けなく見えた。
大人として、トレーナーとしてもタップの見本にならなきゃいけないのに初っ端からタップに教えられるとは情けない。
「ごめん、待ったよね...?」
「no,problem!トレーナーが来た数分前にアタシも待ち合わせ場所に着いたから心配ないさ。」
「それなら良かった...」
安堵してしまったのか、思わず胸を撫で下ろしてしまった。
「それよりトレーナーの格好が気になるんだが...」
「え!」
無理しておしゃれしたせいでやっぱりこうなってしまったのか。
「やっぱり変だよね、そりゃそうだよね!」
「いいや、違う。
トレーナーの格好がとってもvery cuteだと思って。
普段とは全然違いすぎて驚いたんだ。」
「普段はスーツ姿かジャージ姿だからね。」
「それも相まって、トレーナーがすごく可愛く見えたのかもしれないな!
今のトレーナーの格好、アタシは好きだよ。」
「もうタップったら...」
いつもタップはそうだ。
ナチュラルにボディタッチしてくるし、なんなら疲れたから癒してくれ〜なんて軽々言いながらわたしの体に抱きついてくることがしばしばあった。
本当にドキドキしてしまうから辞めてほしさはあるが、辞めたら辞めたでそれは悲しい。
毎日されるから恥ずかしさで身が持たない。
「トレーナー、hold hands?」
「手を繋ぎたいってこと?」
「Yes!トレーナーも英語、分かるようになってきたんじゃないか?」
「毎日タップといるから、少しずつではあるけど覚えてはいるよ。」
事実、タップといることでわたしの英語力は上がってきている。
さっきなんてhold hands?と聞かれて、手を繋ぎたいっていう意味がすぐわかったのは英語力が上がったからに違いない気がする。
タップと出会ってすぐのときだったら、すぐには分からずタップに意味を教えて貰っていただろう。

水族館に着いてからというもの、タップはワクワクした表情で楽しんでいた。
トレセン学園でトレーニングに励んでいる姿はもちろんレース中の真剣な表情とは全然違う、歳相当の楽しそうな表情だった。
考えてみたら、タップも普通の女の子なんだと改めて思ってしまった。
そんなことを思いながらタップと一緒に楽しんでいたら、いつの間にか昼になっていたようで昼食を摂ることにした。
「タップはなにがいい?」
「トレーナーが食べたいもの選んでいいぞ?」
タップは私の選択を優先すると言ってくれたけど、これは私がタップのためにお祝いとしてプレゼントした水族館の入場チケットだ。
だからタップの発言や行動を優先しなければいけないし、大人である私に発言権は無い。
「タップが食べたいもの選んでいいよ。」
「それじゃ、これにするのはありか?」
「niceな選択だね!これにしよう!」
すんなりと昼は決まり、食事中タップに口の周りにケチャップがついてると言われ口周りをタオルで拭かれた。
色々ドキドキするハプニングが多くて大変だけど。
「あ、わたし喉乾いたから飲み物買ってきていい?
タップの分も買ってこれるけどどう?」
「それじゃ、アタシの分も頼めるかい?」
「タップのお願いごとならお易い御用だよ!」
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