Despair of truth
あの後、俺とカガリはシェルターへと避難すべく、案内人の後について行った。
だが運悪く強奪された機体と鉢合わせをしてしまう。
咄嗟に近くの建物に身を隠せたが、可哀想なことに案内人の彼は爆発に捲き込まれてしまった。
避難しようにも、目の前にはあの新型のMS。
ビームが何時、何処に飛んでくるか解らないため無闇に動くことも出来ない。
くっ!…どうすれば
どうすればいい…
そんな俺の目に飛び込んできたのは横たわった、まだ動かせそうな一体のザク。
このまま此所にいたって助かる可能性は低い。
━━ならば!
彼女…カガリを護らなければ!
今度は、…絶対に!!
そう思っていた…
でも実際に彼女を…
いや、俺達を護ってくれたのは、あの3機とは別の新たな新型。
まるで連合のかの白い悪魔“ストライク”を彷彿とさせる機体だった。
4機目の新型…。
議長…
これらは本当に、貴方の言う争いがなくならない為の必要な“力”なのですか…?
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