whereabouts
「え…」
「馬鹿っ!」
キラ・ヤマトは手すりを握りしめ勢いをつけて、あろうことか下の激戦区にダイブ!!
「…って!オイ、マジかよ!」
焦って下を覗き込めば、スカートに足を取られながらも何とか無事着地したキラの姿が。
「…ほっ」
知らず知らずのうちに漏れる安堵の息。
まったく、コイツの行動にはハラハラさせられっぱなしだ。
さっきのアスハの時といい、今といい…。これじゃあ心臓が幾つあったって足りやしない。
ぶつぶつ文句を言いながら俺もキラに続いてキャットウォークから飛び降りた。
もちろんキラと違って着地も完璧。ザフトの紅服舐めんなよ!!
「ハマナ!…っう」
だけど、そんな余韻に浸ってる間もなかった。
撃たれたのか女兵士が血が流れる腕を押さえキラがそれに駆け寄る。
そして、その二人にナイフを構えて向かって行くザフト兵。(しかも紅!?)
「くそっ!」
反射的に駆け出したが、とても間に合わない。
最悪の場面を予想して両親と妹の最期の姿が頭を過った。
「キラァ!!」
.
「馬鹿っ!」
キラ・ヤマトは手すりを握りしめ勢いをつけて、あろうことか下の激戦区にダイブ!!
「…って!オイ、マジかよ!」
焦って下を覗き込めば、スカートに足を取られながらも何とか無事着地したキラの姿が。
「…ほっ」
知らず知らずのうちに漏れる安堵の息。
まったく、コイツの行動にはハラハラさせられっぱなしだ。
さっきのアスハの時といい、今といい…。これじゃあ心臓が幾つあったって足りやしない。
ぶつぶつ文句を言いながら俺もキラに続いてキャットウォークから飛び降りた。
もちろんキラと違って着地も完璧。ザフトの紅服舐めんなよ!!
「ハマナ!…っう」
だけど、そんな余韻に浸ってる間もなかった。
撃たれたのか女兵士が血が流れる腕を押さえキラがそれに駆け寄る。
そして、その二人にナイフを構えて向かって行くザフト兵。(しかも紅!?)
「くそっ!」
反射的に駆け出したが、とても間に合わない。
最悪の場面を予想して両親と妹の最期の姿が頭を過った。
「キラァ!!」
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