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稲妻の話を終えた鍾離は他に質問があるのかとわざわざ聞いてくれたのでパイモンは鍾離の隣でにこにこ笑っているなまえについて気になっていたことを思いきって口にした。
「それにしても神をやめてから嫁まで見つけてるとは……すごいな」
「ん?なにを言っているんだ。なまえはずっと俺の嫁だ」
当たり前だと言わんばかりの鍾離の態度にパイモンは不思議がる。そんな言葉にパイモンは戸惑った。
「えっ?……でも、岩王帝君に嫁がいたなんて話聞いたことないぞ」
「それは……」
「「それは……?」」
ごくり、と喉を鳴らしてパイモンと空は鍾離の言葉を待った。
「岩神に嫁がいるとなればもちろん彼女も崇拝の対象になるだろう」
「?」
「……なるほど」
明らかに分かりづらい答えを示した鍾離の言葉にパイモンはその言葉の真意を汲み取れない。逆に納得した様子の空。まったくわかっていないパイモンは首を傾げて鍾離の言葉の続きを促そうとするけれど……。
「……つまり?」
「つまり……まあこの話は今はもういいだろう」
「おい!」
結局あからさまに話を打ち切られてパイモンにはいったいどのような理由があるのか知ることはできなかった。
あとがき
『隠し果すことは別に難しくない』というタイトルをなぜそうしたのかという根本的な話を解釈違いの方がいるかもしれないなと思い削りましたがせっかく書いてもったいないのでおまけとして、のせました。
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