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ところで本日エンジェルズシェアは臨時休業となった。本来であればすでに開店の札が掲げられている扉の前にはデカデカと「本日臨時休業」の文字が見えていた。先代のオーナーが大切にしていた酒瓶を割ってしまったことによりあと四十数年もの間アカツキワイナリーに奉仕しなければならないパットンが張り紙の前で予告なしの臨時休業に突っかかる酔っぱらいやシラフのものに頭を下げる。
「……はあ。オーナー、臨時ボーナスとか出してくれないかなあ」
中にいるオーナー夫妻の真剣な様子に早々に臨時休業を決めて帰ってしまった他の酒場の従業員達を羨ましく思いながらそう冗談半分にぼやく彼だった。
しかしエンジェルズシェアが突然の休業となったとしても酒場の常連達が休肝日にするはずもなく、他の酒場へとなだれ込むこととなった。そのひとつキャッツテールはいつもより忙しく酔っ払い達で溢れかえっていた。商売繁盛ともいえる事態に普通であれば嬉しい悲鳴をあげるものだが、このキャッツテールにはディオナがいる。彼女は増える酔っ払いたちに怒っていた。その怒りは相当な物らしくそこら辺にあるものを手当たり次第にシェイカーに入れはじめてしまう始末である。だがディオナはある意味で呪われているのでその行動はただ単に新たな美酒を作り出すだけで彼女の想像とは逆に酒飲み達を大変喜ばすだけであった。
「あー!! もうっ!! 酔っ払いにゃんて大っっっ嫌い!!!!」
怒って帰ってくれるだろうと踏んでいたのに逆に留まり、増え続ける飲兵衛たちと比例して増える注文にキャッツテール人気バーテンダーの苛立った叫び声が真っ昼間の酒場に響く。それもいつものことなので酔っ払いたちは気にせずに人気バーテンダーの酒を浴びるように飲みほしていく。それを見てディオナはさらに酒造業と臨時休業にしたエンジェルズシェアのオーナーディルックへの恨みを強くしていくのであった。そんなディオナに苦笑しながらもキャッツテールのオーナーであるマーガレットはエンジェルズシェアは週に一度休みでも作ってくれないかしらと今日の売上を想像してひとり考えていた。
あとがき
キャッツテールの内装公開されましたけど飲兵衛たちの居場所なくないですか??
臨時休業明けの翌日のエンジェルズシェアはディルックのポケットマネーでドリンクサービスフェアしてくれるはず
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