好きって伝えてしまった
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楓原万葉
「好き。好きなの。だから、きっとあなたに会いに行く。いつか、いつか、きっと……!だからそれまで私を、忘れないで……!」
そうなまえに告げられたのはもう随分と前のことだ。
それなのに昨日のことのように覚えている。
稲妻から出る前に会ったのが最後になる。
万葉のように自由の身ではない彼女を彼は連れて行かなかった。
……連れて行けなかった。
友を亡くし、目狩り令から逃れていたお尋ね者の万葉にはなまえを守りきれる自信がなかった。
だから、置いてきた。
なまえに告げられた最後の言葉は万葉の小さな希望だ。
なまえといつの日にか再会する。
その時まで万葉はなまえのその言葉を決して忘れない。