好きって伝えてしまった
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アルベド
「好き。好きなの。……困ることはわかってる。でも言わずにはいられなかった」
「……」
アルベドにはわからなかった。
好き。
好ましいということ。
それはクレーや師匠に対するものと同じはず。
けれど、なまえに対しては何かが違う気がした。
顔を赤く染める彼女に触れればそれが何かわかるのだろうか。
そう思いながらも躊躇う自分がいた。