敬愛的対象への疑問
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通常労働への派遣の続き
「よしっ! じゃあ出発しようぜ!」
そんなパイモンのやる気に満ち溢れた言葉を合図に3人は璃月港を離れた。
それからしばらくしてパイモンが2人に話しかけた。
「えーっと、まず何から探しに行くんだ?」
「うーん、……やっぱり琉璃百合かな? あまり咲いてなかったら採りたくないけど、今の時期はどうなのかな……」
意気揚々と璃月港を離れたのは良いものの残念ながらパイモンは次の目的地がどこか知らなかった。
決定権をもつのはなまえである。
だからパイモンも空も彼女の返事を待った。
なまえは少し悩んでから以前、鍾離とピンばあやと共に玉京台で見た琉璃百合を思い起こす。
そしてあの花が好きだった旧友のこともまたなまえは思い出していた。
「とりあえず見に行くだけ見に行くか? あ、でもオイラたち場所知らないよな……」
「場所なら大丈夫。知ってるから」
「えっ、そうなのか?」
「うん、この間の郊外旅行で旦那様と見に行ったの。……えっと、あの関所の近くの……、えっと、あの……なんだったかな? シチテン……シンゾウ? がある所の近くの池のあたりなんだけど……」
「七天神像だな。そういや、オイラたちもあの近くで琉璃百合を手に入れたな」
なまえの些細な間違いを指摘してパイモンは送仙儀式のことを思い出す。
あの時は琉璃百合を探し回ったが見つからず、近くで偶然会った甘雨にもらったから咲いている詳しい場所は知らなかった。
「なまえは琉璃百合の場所知ってるの?」
「うん、さっきも言ったけど旦那様と璃月は一通り周ったの。その時に琉璃百合も一緒に見たから」
「そうなんだ。俺たちはわからないから案内してもらってもいい?」
「大丈夫だよ! あ、でもその七天……、神像の場所がよくわからないから連れて行ってもらってもいい?」
空の問いに素直に頷いたなまえがそう話すから目的地は決まった。
彼女は鍾離と共に見た琉璃百合の話をしながら嬉しそうに歩を進めた。
嬉しそうに話すなまえの話を聞きながらパイモンはふと疑問が湧いた。
「そういや、なまえは吟遊野郎のことは知ってるのか?」
「ぎんゆう……やろー??」
全く聞いたことのない名前になまえは首を傾げた。
パイモンの呼んだその呼び名はあだ名なのでなまえがわからないのは当然だ。
パイモンの言葉に空は呆れたように額に手を当てて首を振った。
それからなまえに吟遊野郎について補足する。
「風神のことだよ。今はウェンティって名乗ってるんだけど色々あってパイモンはそう呼んでるんだ」
「風神……、たしかバル、バ……何とかって言うんだよね。うーん、たしか旦那様が……えーっと、……のんだくれ? とおっしゃっていたような……?」
なまえは彼らの話す風神に会ったことはない。
彼が神になったのは2700年前だと言うし、それならなまえはもうすでにあの暗い場所にいた。
しかし鍾離によって最近の出来事を詰め込まれていたからその名前に聞き覚えがあるような気がした。
だが残念ながらなまえの記憶力はそんなに良くないためとても曖昧な記憶として存在していた。
「おう! そいつであってるぞ。オイラが吟遊野郎って呼んでるのはだな……」
パイモンはなまえに風神バルバトス、基吟遊詩人ウェンティをどのような経緯で吟遊野郎と呼ぶようになったのか説明した。
それからモンドで起こった事件を解決した功績により空がモンドで有名人になったことなどを3人で楽しく色々と話をしている間に目的の七天神像の前に辿り着いたのだった。
「よしっ! じゃあ出発しようぜ!」
そんなパイモンのやる気に満ち溢れた言葉を合図に3人は璃月港を離れた。
それからしばらくしてパイモンが2人に話しかけた。
「えーっと、まず何から探しに行くんだ?」
「うーん、……やっぱり琉璃百合かな? あまり咲いてなかったら採りたくないけど、今の時期はどうなのかな……」
意気揚々と璃月港を離れたのは良いものの残念ながらパイモンは次の目的地がどこか知らなかった。
決定権をもつのはなまえである。
だからパイモンも空も彼女の返事を待った。
なまえは少し悩んでから以前、鍾離とピンばあやと共に玉京台で見た琉璃百合を思い起こす。
そしてあの花が好きだった旧友のこともまたなまえは思い出していた。
「とりあえず見に行くだけ見に行くか? あ、でもオイラたち場所知らないよな……」
「場所なら大丈夫。知ってるから」
「えっ、そうなのか?」
「うん、この間の郊外旅行で旦那様と見に行ったの。……えっと、あの関所の近くの……、えっと、あの……なんだったかな? シチテン……シンゾウ? がある所の近くの池のあたりなんだけど……」
「七天神像だな。そういや、オイラたちもあの近くで琉璃百合を手に入れたな」
なまえの些細な間違いを指摘してパイモンは送仙儀式のことを思い出す。
あの時は琉璃百合を探し回ったが見つからず、近くで偶然会った甘雨にもらったから咲いている詳しい場所は知らなかった。
「なまえは琉璃百合の場所知ってるの?」
「うん、さっきも言ったけど旦那様と璃月は一通り周ったの。その時に琉璃百合も一緒に見たから」
「そうなんだ。俺たちはわからないから案内してもらってもいい?」
「大丈夫だよ! あ、でもその七天……、神像の場所がよくわからないから連れて行ってもらってもいい?」
空の問いに素直に頷いたなまえがそう話すから目的地は決まった。
彼女は鍾離と共に見た琉璃百合の話をしながら嬉しそうに歩を進めた。
嬉しそうに話すなまえの話を聞きながらパイモンはふと疑問が湧いた。
「そういや、なまえは吟遊野郎のことは知ってるのか?」
「ぎんゆう……やろー??」
全く聞いたことのない名前になまえは首を傾げた。
パイモンの呼んだその呼び名はあだ名なのでなまえがわからないのは当然だ。
パイモンの言葉に空は呆れたように額に手を当てて首を振った。
それからなまえに吟遊野郎について補足する。
「風神のことだよ。今はウェンティって名乗ってるんだけど色々あってパイモンはそう呼んでるんだ」
「風神……、たしかバル、バ……何とかって言うんだよね。うーん、たしか旦那様が……えーっと、……のんだくれ? とおっしゃっていたような……?」
なまえは彼らの話す風神に会ったことはない。
彼が神になったのは2700年前だと言うし、それならなまえはもうすでにあの暗い場所にいた。
しかし鍾離によって最近の出来事を詰め込まれていたからその名前に聞き覚えがあるような気がした。
だが残念ながらなまえの記憶力はそんなに良くないためとても曖昧な記憶として存在していた。
「おう! そいつであってるぞ。オイラが吟遊野郎って呼んでるのはだな……」
パイモンはなまえに風神バルバトス、基吟遊詩人ウェンティをどのような経緯で吟遊野郎と呼ぶようになったのか説明した。
それからモンドで起こった事件を解決した功績により空がモンドで有名人になったことなどを3人で楽しく色々と話をしている間に目的の七天神像の前に辿り着いたのだった。