別れに立ち会う人は幸運である
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ダインスレイヴ
「もうお別れだね」
伏せ目がちに笑うなまえ。それはダインスレイヴがこれまで見てきたどの笑顔とも違うものだった。それに気が付いたら、もう彼女に手は伸ばせなかった。
今でもずっと愛していた。大切だったのに守れなかった。だからこそ本当は抱きしめるべきだった。たとえそれが自身の作り出した偶像だとしても、すまないと謝って大切だったと伝えるべきだったのだ。
現実では別れも言えなかった。その後悔がなまえを夢の世界にまで引きずり込んだのだろうか。目が覚めて、もう二度と彼女に会えることがないのだと理解してしまった。結局、今もまだ引きずったまま。
――
ダインスレイヴっていずれプレイアブルになるんですよね?そう思っていたのでタイトルにプレイアブルと書きましたが、違ったらすみません。
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