さよなら、私の赤い色
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親愛なるディルック・ラグヴィンド様へ
この手紙を貴方様がご覧になるときにはきっともう私はモンドから消えているのでしょうね。私の勝手な行動をどうかお許しください。お兄様、私はガイア様についていくことに致しました。
お兄様がガイア様の正体を知っていることはガイア様から聞き及んでおります。ですから、詳細は書きません。
お兄様。どうかこの愚妹のことをお許しください。お兄様が私を大切に思ってくださっていたことを知りながら、何も伝えずにこのような一方的な方法を使ってしまって申し訳ありません。
あの方が行く道が暗い道だとしても、私はガイア様と共にいきたいのです。
お兄様、どうか貴方の思うように生きてくださいね。私はずっとお兄様のことを愛しております。
ですがどうかこの愚妹のことはお忘れくださいませ。最初からいないものとお思いください。
そして、恨むのならガイア様ではなく、私一人をお恨みください。
悪いのはお兄様のおそばよりも彼の方を選んだ私なのですから。
さようなら
貴方を愛した妹より
設定とあとがき