招かれた客人
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「そこの角にある建物が西風騎士団の本部よ」
アンバーがひと際頑丈そうな石造りの建物を指さした。今は先程の広場から離れ、徒歩で騎士団本部に向かっている途中だ。もちろんガイアも一緒だ。ガイアが言っていた騎士団を代表しての礼というのは本当であった。
アンバーやなまえは竜巻のせいで見えなかったのだが、安全なところにいたモンド市民は上空での空の戦いを目撃していたようだった。それを見ていたのは西風騎士団の代理団長とやらも同じだそうで、その名代としてガイアはやってきたらしい。代理団長が会いたいというので騎士団本部に同行してほしいとガイアは話を持ち掛けた。どうせ騎士団本部には赴かなくてはならなかったし、責任者に直接滞在許可を貰えるなら悪くない話だと思って、それに了承した。
「代理団長って、さっきアンバーが話していたジンってやつのことだよな?」
「うん、そうだよ」
「そういえば、なんで代理団長なの? 団長はいないの?」
「団長……わたしたちは大団長って呼んでいるんだけど大団長は遠征に行ったの。だから、その代理を副団長であるジンさんが代理団長として大団長から留守を任されているの」
「なるほど、それで代理団長なんだな……あっ、ここが騎士団の本部みたいだな。入るか」
代理団長の由来を聞いていたら、騎士団本部の前に到着していた。鷲のような鳥の石造りの紋章が両脇に彫られた扉を前にしてパイモンはそう呟いた。はじめて訪れる場所は大なり小なりしり込みするものだが、今回は騎士団所属のアンバーとガイアがいるおかげかそれほど緊張することはなかった。そのまま本部に入るとそこは玄関ホールでいくつかの部屋へとつながる木の扉と上階へと続く階段があった。アンバーとガイアは迷うことなく一階にある一室へと向かっていく。
「ジンさんは礼儀に厳しい人じゃないから緊張しなくても大丈夫だからね」
その部屋に入る前にアンバーが後ろにいるなまえ達にこっそりとそう告げた。全員が部屋に入り、最後に入ったなまえが扉を閉めるとガイアが室内にいた人間に声をかける。
「代理団長様、つれてきたぞ」
ガイアのその声に反応したのは部屋の中にいた2人の女性だった。
アンバーがひと際頑丈そうな石造りの建物を指さした。今は先程の広場から離れ、徒歩で騎士団本部に向かっている途中だ。もちろんガイアも一緒だ。ガイアが言っていた騎士団を代表しての礼というのは本当であった。
アンバーやなまえは竜巻のせいで見えなかったのだが、安全なところにいたモンド市民は上空での空の戦いを目撃していたようだった。それを見ていたのは西風騎士団の代理団長とやらも同じだそうで、その名代としてガイアはやってきたらしい。代理団長が会いたいというので騎士団本部に同行してほしいとガイアは話を持ち掛けた。どうせ騎士団本部には赴かなくてはならなかったし、責任者に直接滞在許可を貰えるなら悪くない話だと思って、それに了承した。
「代理団長って、さっきアンバーが話していたジンってやつのことだよな?」
「うん、そうだよ」
「そういえば、なんで代理団長なの? 団長はいないの?」
「団長……わたしたちは大団長って呼んでいるんだけど大団長は遠征に行ったの。だから、その代理を副団長であるジンさんが代理団長として大団長から留守を任されているの」
「なるほど、それで代理団長なんだな……あっ、ここが騎士団の本部みたいだな。入るか」
代理団長の由来を聞いていたら、騎士団本部の前に到着していた。鷲のような鳥の石造りの紋章が両脇に彫られた扉を前にしてパイモンはそう呟いた。はじめて訪れる場所は大なり小なりしり込みするものだが、今回は騎士団所属のアンバーとガイアがいるおかげかそれほど緊張することはなかった。そのまま本部に入るとそこは玄関ホールでいくつかの部屋へとつながる木の扉と上階へと続く階段があった。アンバーとガイアは迷うことなく一階にある一室へと向かっていく。
「ジンさんは礼儀に厳しい人じゃないから緊張しなくても大丈夫だからね」
その部屋に入る前にアンバーが後ろにいるなまえ達にこっそりとそう告げた。全員が部屋に入り、最後に入ったなまえが扉を閉めるとガイアが室内にいた人間に声をかける。
「代理団長様、つれてきたぞ」
ガイアのその声に反応したのは部屋の中にいた2人の女性だった。