江ノ島盾子に転生したダンガンロンパ プレイヤーだった記憶を持つ主人公

悪役転生系の流れじゃ、自分が悪いことしなきゃ世界は絶望的なことならないし、周りの人も死なずに済むのでは？と思い立ち、良い子として生きることを決意する。
しかし彼女を待っていたのは理不尽な死とリロードされる生だった。
残念ヤンデレな姉と鬼畜ヤンデレな幼馴染に高校生になる前に殺され続けることにうんざりして絶望の概念である江ノ島盾子のように振る舞うことにするが…誤解が誤解を呼び、結局世界が絶望的な方向に向かっていくのだった。
この物語は、江ノ島盾子に生まれ変わった凡人転生者が何度も死を繰り返しながら、犠牲者ゼロの平和な未来を目指す成り代わり夢です。


「まって苗木！！私じゃない！！私は悪くない！！違うったら違うっつーの！！！このゴミクズ共がやったの！！！！！」

「私は！！！ハッピーエンドがいいの！！！！誰も私のせいで死なない！！平々凡々な日々を！！！私は！！！望んでるんだって！！言わせろよ！！！！！」

「…言いきれたわ。ま、そーゆーことだから、私はアンタ達と敵対する気一切ないから。無闇矢鱈に殺意とか向けるとこっちのヤンデレ供がワンワン吠えてうっかり私か誰かを殺しちゃうからね。アンタ達は死傷者を出したいわけじゃないんだよね？ね？」

「まじほんと勘弁」