成り代わり主の死に方
成り代わり夢主の元の名前
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「ごめん、兄貴」
突然降って落ちてきた前世に今世の記憶がこんがらがったまま、ショートした脳で起こした行動。初めて聞く善逸の声色に顔を上げた。上げたはずだが、平衡感覚が馬鹿になってるようで。どうやら俺は、浮いていた。霹靂一閃で頸を落とされたようだ。
善逸はじっと阿呆面でこちらを見ていた。
「いつかアンタと肩を並べて戦いたかった…」
頸を斬られた以上、ただ俺は死ぬのを待つだけだ。俺の話聞いてくれなくて微妙に腹立つが、仕方ない。ある意味良かったのか?善逸は怪我してないし体力だって使ってないだろう。俺の望んだ死に方は善逸と協力して上弦の壱に特攻することだったし。俺がそちらへ連れ回さない分善逸が生き残れる可能性は上がったのか。俺の選択は間違ってはないだろう。
そう思わないと頭が変になりそうだな、なんて。爺さんとお揃いのきれいなままの羽織だけをぼんやり眺めていた。
突然降って落ちてきた前世に今世の記憶がこんがらがったまま、ショートした脳で起こした行動。初めて聞く善逸の声色に顔を上げた。上げたはずだが、平衡感覚が馬鹿になってるようで。どうやら俺は、浮いていた。霹靂一閃で頸を落とされたようだ。
善逸はじっと阿呆面でこちらを見ていた。
「いつかアンタと肩を並べて戦いたかった…」
頸を斬られた以上、ただ俺は死ぬのを待つだけだ。俺の話聞いてくれなくて微妙に腹立つが、仕方ない。ある意味良かったのか?善逸は怪我してないし体力だって使ってないだろう。俺の望んだ死に方は善逸と協力して上弦の壱に特攻することだったし。俺がそちらへ連れ回さない分善逸が生き残れる可能性は上がったのか。俺の選択は間違ってはないだろう。
そう思わないと頭が変になりそうだな、なんて。爺さんとお揃いのきれいなままの羽織だけをぼんやり眺めていた。