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スマホいじりしててうとうとしてたら魔方陣の内側に寝転がっていた。
私の第一声は「わ、スマホ落とした」
魔法陣は白い粉らしく、崩すのは簡単だった。
「はーっははは!残念だったな!悪魔が降臨された!!!」
(え、私のスマホどこいった?というかここなんだ?布団の上で寝かけてたはず…夢か?)
周りを確認してみると、知らないおっさんと霊幻新隆とモブのコスをした人がおられる…眼福だとしみじみ。
「あ、こら!モブ!ソイツのことは任せた!」
声も良いし、クオリティ高いとかすごいなぁモブサイコ。ありがとうモブサイコ。感動しているとモブコスの人がこちらをみてることに気づく。
「…キミは、悪魔?」
「あ、私ですか?」
「うん。キミは何者?」
「な、何者って…私は私ですが…あ、悪魔ではないよ」
「やっぱり、悪魔じゃないんだね」
「ですね、ははh」
「馬鹿な?!成功したから降臨したんだぞ?!」
「何か起きる前に俺の指示で弟子が魔法陣崩したらな。悪魔召喚は失敗してるんだよ。なんか出てきてはいるが…出てきた本人は悪魔じゃないって証言してるぞ」
「そ、そんな…嘘だ…」
気力を失ったおっさんを警察に引き渡したところを見送り。ここでついになんとなく着いてきていた私と師弟コスの人が向き合った。
「さて、君にいくつか聞きたいことがあるんだけどいいかな?」「まず、君の名前は?」「タイミング良く出てきたけど、君はどっからきたんだ?」
「私は黒羽緋色」「あえて言うなら自宅から来たのかな…でもここには、来たくて来たわけじゃないし…」「私からも聞きたいことがあるんですが、あなた方は誰なのか、ここがどこなのか」
「ああ、そうだな。俺は今世紀最大の霊能力者、霊幻新隆だ。ここは調味市の砂糖町だ」
「…霊幻新隆さんですか、すごい…本物みたいでかっこいいですね。握手とか、良いでしょうか?」
「ん?みたいじゃなくて本物だが、握手?なんで?」
「なんでって…夢ならそれくらい良いかなって思って…あ、ハグもいいですか?」
「要求が増えてるし。非日常に触れて現実逃避してるようだが夢じゃなくて現実だぞ?」
「?現実に調味市なんてないですよ??」
「いやいやいや。ここは現実。…まさかとは思うが、君の住所を聞いてもいいかな?」
「まあ、いいですが」
住所をスラスラ話すが反応が薄い為、なぜなのか聞いてみる。
「ここはな、俺たちの現在地」
「へ?へぇ、なるほど。しかし明晰夢ってほんとよくできてるなぁははは…イタッ」
「ほら、痛みがあるだろ。どんな夢だろうと痛みがあるってことは夢じゃないからな。だから話聞けって」
「…つまり、魔法陣とモブの超能力で異世界から召喚されたってことか?」
「僕のせい…」
「いや、弟子のミスは師匠である俺の責任だ」
「異世界転移がこの身に起きるなんて、フィクションじゃあるまいし、やっぱ夢だようんうん」
「夢じゃないって何度も言わせんな黒羽ちゃん」
「いやだって、ここに私の住む所ないですし一文無しですよ?おそらく戸籍だって無いだろうしそんなんじゃまともに暮らせないことは明白ですよね?夢じゃなきゃベリーハードモード間違いなしじゃないですか」
「そうだな、問題ばっかだな。お前一人じゃ、どうしようもないだろう。だから、お前を巻き込んだ俺たちに責任があるんだよ」
「師匠の言う通り、僕らにできることならなんでもしますよ」
「え、は?」
「もう営業時間外だしその辺の問題については明日じっくり解決するか。まずは、寝る場所だな。お前に選択肢は二つある。一人暮らしの男の俺の家に泊まるか、家族と暮らしてる弟子のモブの家に泊まるか。どっちがいい?」
とんでもな展開に思考停止した。
私の第一声は「わ、スマホ落とした」
魔法陣は白い粉らしく、崩すのは簡単だった。
「はーっははは!残念だったな!悪魔が降臨された!!!」
(え、私のスマホどこいった?というかここなんだ?布団の上で寝かけてたはず…夢か?)
周りを確認してみると、知らないおっさんと霊幻新隆とモブのコスをした人がおられる…眼福だとしみじみ。
「あ、こら!モブ!ソイツのことは任せた!」
声も良いし、クオリティ高いとかすごいなぁモブサイコ。ありがとうモブサイコ。感動しているとモブコスの人がこちらをみてることに気づく。
「…キミは、悪魔?」
「あ、私ですか?」
「うん。キミは何者?」
「な、何者って…私は私ですが…あ、悪魔ではないよ」
「やっぱり、悪魔じゃないんだね」
「ですね、ははh」
「馬鹿な?!成功したから降臨したんだぞ?!」
「何か起きる前に俺の指示で弟子が魔法陣崩したらな。悪魔召喚は失敗してるんだよ。なんか出てきてはいるが…出てきた本人は悪魔じゃないって証言してるぞ」
「そ、そんな…嘘だ…」
気力を失ったおっさんを警察に引き渡したところを見送り。ここでついになんとなく着いてきていた私と師弟コスの人が向き合った。
「さて、君にいくつか聞きたいことがあるんだけどいいかな?」「まず、君の名前は?」「タイミング良く出てきたけど、君はどっからきたんだ?」
「私は黒羽緋色」「あえて言うなら自宅から来たのかな…でもここには、来たくて来たわけじゃないし…」「私からも聞きたいことがあるんですが、あなた方は誰なのか、ここがどこなのか」
「ああ、そうだな。俺は今世紀最大の霊能力者、霊幻新隆だ。ここは調味市の砂糖町だ」
「…霊幻新隆さんですか、すごい…本物みたいでかっこいいですね。握手とか、良いでしょうか?」
「ん?みたいじゃなくて本物だが、握手?なんで?」
「なんでって…夢ならそれくらい良いかなって思って…あ、ハグもいいですか?」
「要求が増えてるし。非日常に触れて現実逃避してるようだが夢じゃなくて現実だぞ?」
「?現実に調味市なんてないですよ??」
「いやいやいや。ここは現実。…まさかとは思うが、君の住所を聞いてもいいかな?」
「まあ、いいですが」
住所をスラスラ話すが反応が薄い為、なぜなのか聞いてみる。
「ここはな、俺たちの現在地」
「へ?へぇ、なるほど。しかし明晰夢ってほんとよくできてるなぁははは…イタッ」
「ほら、痛みがあるだろ。どんな夢だろうと痛みがあるってことは夢じゃないからな。だから話聞けって」
「…つまり、魔法陣とモブの超能力で異世界から召喚されたってことか?」
「僕のせい…」
「いや、弟子のミスは師匠である俺の責任だ」
「異世界転移がこの身に起きるなんて、フィクションじゃあるまいし、やっぱ夢だようんうん」
「夢じゃないって何度も言わせんな黒羽ちゃん」
「いやだって、ここに私の住む所ないですし一文無しですよ?おそらく戸籍だって無いだろうしそんなんじゃまともに暮らせないことは明白ですよね?夢じゃなきゃベリーハードモード間違いなしじゃないですか」
「そうだな、問題ばっかだな。お前一人じゃ、どうしようもないだろう。だから、お前を巻き込んだ俺たちに責任があるんだよ」
「師匠の言う通り、僕らにできることならなんでもしますよ」
「え、は?」
「もう営業時間外だしその辺の問題については明日じっくり解決するか。まずは、寝る場所だな。お前に選択肢は二つある。一人暮らしの男の俺の家に泊まるか、家族と暮らしてる弟子のモブの家に泊まるか。どっちがいい?」
とんでもな展開に思考停止した。