Real time
小ネタ。
2025/12/08 20:19小ネタ
「なんばしよっとねー!」
玄関を開けると、父親所有の鉄製のゴルフクラブを掲げて襲いかかってきたのはパジャマ姿の母親だった。
生者達の住まう下界に降りた頃── 私の住まう “死者ノ国” はここより地界にあるのかもしれないが── 既に静まる夜になっていた。
母親の背後には明かりを持ちながら這いずっている父親の姿があった。 その照明は両手を挙げる私を照らしていた。
私達は時を止めたられたかのように微動だにせず緊張を保ったまま互いを見つめ合う。
糸を切ったのは、やはり母親だった。
「お父さん! 息子ば強盗しに来よったとよ!」
***
エド『人間は殆どが夜行性じゃねーんだから夜中に行くなよ』
ロレ『時間がなかったんだ。 アリスに愛想を尽かされて放り出されたと決めつけられて、玄関先で一方的に説教を受けて帰ってきた。 踏んだり蹴ったりだ』
アリス『ご心配なさったのよ。 ところで、お義父さまは大丈夫だったのかしら?』
エド『強盗退治に立ち上がろうとしてギックリ腰になったんだったか』
ロレ『母親が熱心になって私に愛とはなんたるかと説教している間、父親はひとり寂しくトイレの方へ這って行ったな。 愛とはなんたるかを良く理解できた』
エド『母君、背後の旦那に気を配ってやれよ……』
*
ロレママはわりとパワフルです😊
パパはほっこり天然系です
玄関を開けると、父親所有の鉄製のゴルフクラブを掲げて襲いかかってきたのはパジャマ姿の母親だった。
生者達の住まう下界に降りた頃── 私の住まう “死者ノ国” はここより地界にあるのかもしれないが── 既に静まる夜になっていた。
母親の背後には明かりを持ちながら這いずっている父親の姿があった。 その照明は両手を挙げる私を照らしていた。
私達は時を止めたられたかのように微動だにせず緊張を保ったまま互いを見つめ合う。
糸を切ったのは、やはり母親だった。
「お父さん! 息子ば強盗しに来よったとよ!」
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エド『人間は殆どが夜行性じゃねーんだから夜中に行くなよ』
ロレ『時間がなかったんだ。 アリスに愛想を尽かされて放り出されたと決めつけられて、玄関先で一方的に説教を受けて帰ってきた。 踏んだり蹴ったりだ』
アリス『ご心配なさったのよ。 ところで、お義父さまは大丈夫だったのかしら?』
エド『強盗退治に立ち上がろうとしてギックリ腰になったんだったか』
ロレ『母親が熱心になって私に愛とはなんたるかと説教している間、父親はひとり寂しくトイレの方へ這って行ったな。 愛とはなんたるかを良く理解できた』
エド『母君、背後の旦那に気を配ってやれよ……』
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ロレママはわりとパワフルです😊
パパはほっこり天然系です