「アイリ、あーんして」

昼食時まだ子供のアイリに食べさせてあげる。

「シャンクス、私まだやることあるから悪いけどアイリに食べさせてあげて」

「なんでだよ。一緒に食べようぜ？」

「家事が沢山あるのよ」

アイリのお皿とスプーンをシャンクスに託しアイカは忙しそうに家を歩き周っている。

「ママ忙しそうだね。はい。アイリ」

口を開けモグモグするアイリ」。

おいしそうに飲み込むと次々口を開ける。

時々、口の周りについている食べ物を拭いてあげたり話かけながらアイリに食べさせていくシャンクス。

ここから見えるリビングに、飾られている新婚の写真やアイリが生まれてからの３人の写真が飾られている。

少し遠いせいか３人の顔があまりはっきりしないで見えている。

ただシャンクスは写真をじっと見ている。

「ごめんね、シャンクスありがとう」

アイカが家事を終え戻ってくる。

「おう、もう良いのか？」

「うん、まだあるけどそんなにアイリを任せてられないわ。悪いし」

「俺は構わないけど。な？アイリ」

キャッキャと笑うアイリ。