「あぁぁー！！」

シャンクスはビックリしてアイカを見ると身体から血が流れ出ていた。

切られた部分とは違う所から。

流れ弾が運悪くアイカに当たってしまった。

「アイカ！！しっかりしろ！！」

アイカは全身血まみれだ。

「・・・シャンクス・・・愛してる・・・」

「そんな事わかってるよ！もうしゃべるな！」

「・・・いつまでも・・・ずっと・・・一緒にいたかった・・・」

「アイカ、何言って・・・」

「・・・楽しかったよ。シャンクスの・・・恋人でいれて・・・。いつ・・までも愛してる・・・から・・・」

「アイカ！？」

その後、身体を揺すってもアイカはもう２度と目を開ける事はなかった。


船長室


シャンクスはテーブルの引き出しから１つの箱を取り出しそれを見つめた。

この指輪・・・アイカに渡すはずだった結婚指輪。

イヴの日にアイカにプロポーズして結婚しようと思ってた・・・。

でも・・・それはもう出来ない・・・。こんなにも愛してるのに・・・。

・・・シャンクス、無くす痛みをあなたは知ってしまったから、私の事は早く忘れて他の愛を見つけてね・・・！


Fin・・・。