「シャンクス」

「おう、何だ？」

船の上でアイカはシャンクスに話し掛ける。

「明日はクリスマスイヴだね。何が欲しい？」

「何か俺にくれるのか？だったら・・・アイカからのKissが欲しい！」

「・・・！」

赤くなり恥ずかしそうに黙り込む。

そう２人は恋人同士。

クリスマスイヴだからアイカがシャンクスにプレゼントを渡したいようだ。

「ばか・・・それじゃなくて物だよ」

「アイカからのKissがあれば十分。今回は俺からもプレゼントがあるからな」

「本当？嬉しい！何なの？」

期待を膨らませるアイカ。

「それは明日のお楽しみだ。絶対アイカは喜ぶぜ」

「わかった。期待して待ってるね！」

明日はクリスマスイヴ。

楽しい夜になるばずが不幸のどん底に落ちるとは誰もが予想もしなかった。


クリスマスイヴの夕方。

もう太陽も沈みかけようとしている。

船長室で２人でいる。

「シャンクス、今日の夜は２人きりでいようね」

「ああ。明日も明後日も・・・ずっと一緒だ」

アイカはシャンクスを抱きしめた。

「うん！ありがとう。愛してるよ。シャンクス」

「俺も愛してるよ」

シャンクスもアイカを抱きしめる。

「夜またここに来いよ。飯も酒も持って来て、その時にプレゼントも渡すから」

「うん！私からのプレゼントはKissだから。シャンクス何も欲しいもの言ってくれなかったから・・・！」

顔を赤くして言う。

「俺が欲しい物はアイカだけだよ」

２人とも赤くなりKissしようとした・・・。

「敵襲だー！！」

幸せな空間がいきなり途切れた。

「・・・行って来るよ。すぐ戻ってくるから。戻ったら続きしような。今日はクリスマスイヴなんだから」

「うん、大人しく待ってるよ。早く帰って来てね」

「ああ！一応鍵かけておけ！じゃ行って来る」

「うん、頑張ってね！」

シャンクスが行ってしまった。

アイカは部屋で１人になった。