翌日


昨日宿屋に泊った。

また海が見たくなり宿屋をあとにした。

昨日は変な男がいて少ししか海を見ることが出来なかった。

今日はいないと思い自分の場所へ向かった。

でももうすでにいた・・・！

「おはよう」

エースが笑顔で挨拶をし私はどうして良いかわからなかった。

「名前教えてくれよ・・・でないと呼ぶことも出来ない」

呼ぶ必要ないと思ったがしつこい。

「アイカ」

それだけ答えた。

「アイカか～カワイイ名前だな」

また笑う。

アイカは不思議なので聞いてみた。

「なんで・・・？なんでそんなに笑うの？なんで笑えるの？」

エースは不思議そうな顔をした。

「笑うと相手まで笑ってくれるから」

また笑う。

「私は笑わないよ」

「じゃ笑わせてみせる！」

「・・・・・・」

「時間はそんなにかからないと思うぜ。
アイカが笑ったら俺の勝ち！笑わなかったらのアイカの勝ち！勝った方は何でも言うことを聞いてもらえる！どうだ？この賭けに乗らないか？」

アイカはどうでも良かったが、暇つぶしになると思い自信満々なエースの賭けに乗った。


お昼


エースの賭けに乗ったアイカは今エースと歩いてる。

エースが言うには、そばにいないと笑わせられないだろ？と言われ今こうしてる。

「アイカ、昼飯食べようぜ！」

アイカは無言。