お昼休憩中


アイカは昼食を職場で食べていた。

自信のある料理か・・・。

まだ悩んでいた。

実はアイカは料理が得意ではなかった。

味つけが特に美味しくないと自分でも感じていた。

でも食べられないほどってわけでもなしシャンクスも美味しいよって言ってくれるので頑張って作っているがアイカ自信も美味しく作りたいと思っていた。

携帯で【美味しい料理の作り方】なんて検索しながら探している。

こんなことしたって答えなんて見つからないしな。

自信のある料理なんかないし、美味しく作れるわけでもない。

あー。どうしたら良いんだろう？

探している最中『クリスマス限定。クリスマスの日にピッタリ。
初心者でも簡単、美味しく、手軽に出来るお料理』という言葉が目に入った。

コメント欄を見てみた。

・本当同じように作るだけで彼氏に美味しいって言われました。

・プロの料理人と間違われるほど褒められた。

・絶対作るべきです。

・自信ない人におすすめ。私がこんなに美味しく出来るなんて絶対奇跡です。

などなど書いてあった。

嘘くさい・・・。

・・・自信ないけど・・・これ作ってみるか。

愛しい旦那様の笑顔を見たいと思った。

材料をメモし、料理の手順を１度確認して仕事に戻った。

「ただいま」

仕事が終わり買い物袋をぶら下げたアイカが家に帰って来た。

仕事鞄を置きエプロンを着て早速台所に立った。

シャンクスが帰って来るまで数時間。

「急がなきゃ・・・！」

買って来た材料と昼間に携帯で見た料理の手順を確認し進めて入った。