赤髪海賊団は今日も宴の真っ最中。

３年前に生まれた赤髪夫婦の大切な女の子アイリ。

仲間全員に大事に育てられ、すくすく成長した。

大事にしすぎてお姫様扱いする仲間達もいた。

この日はアイカがお仕事で不在。

いつも宴の最中でもアイリは食堂で夕ご飯を食べる。

食べ終わるまでずっと横にいるアイカ。

美味しい？など聞き愛情を注いでいた。

その後食べ終わったら甲板に行き宴をしてるみんなの所へ遊びに行く。

いつもアイリもジュースで乾杯し参加していた。

でも今日はアイカはいない。

コック達が忙しく仕事をしている中、アイリのために作られた夕ご飯を食べ始めた。

「・・・・・」

いつもならアイカが話しかけてくれるが今日は不在。

誰も話しかけてくれない。

宴で忙しいコック達。

全部食べ終わるとそのまま甲板へ行った。

甲板に行くとすぐ父であるシャンクスを探した。

見つけると小走りで幹部席に行く。

それに気づく幹部達。

「お、アイリ、飯食ったか？」

「うん！食べたよ」

すでに出来上がっている幹部達。

シャンクスを見るとあぐらをかいているその上にちょこんと座った。

「そこはアイリの指定席だもんなァ」

「誰も座れないよなァ」

「良い席だよな」

幹部達が笑っている。