到着すると建物が凄い、いきよいで燃え今にも崩れそうだった。

街の人達で消火しているが間に合わずどんどんいきよいを増す。

「お頭！」

「アイカは！？」

「まだ中に・・・！」

周りを見れば幹部達がすでに手や足や顔に火傷をおっている。

何とか救おうと火の中に飛び込んだ証拠だ。

その時１人が火の中から出てきた。

「大丈夫か！？どうだった！？」

「ダメだ！火のいきよいが早くとても部屋までは行くには無理だ！！」

「俺が行く！」

「待て！お頭！！」

腕を掴み静止させる副船長。

「離せ！アイカを助けるんだ！！」

「あんたがもし帰ってこなかったらあんたに着いて来てるみんなはどうなるんだ！？アイカを助けたい気持ちは痛いほどわかるが少しは船長の立場も考えろ！！」

「お前はアイカを見殺しにするのか！？」

胸座を掴むシャンクス。

「落ち着けお頭！だから俺が行く！」

手を離しやりきれない顔をするシャンクス。

「うるせェ！俺が行く！！」

「お頭！！」

副船長の言葉を押し切りシャンクスは頭から水をかぶり中へ入って行った。

思った以上に凄かった。

足の踏み場もないくらい周りには火が周っていた。

１階にあったカウンター、ロビー、階段が焼かれていたために形が変形している。

「くそォ・・・！」

アイカの部屋まで近づけやしない。

自分が火に包まれながらも助けたい一心で危険ながらも借りた部屋まで進んだ。

階段を上っている最中・・・。