「シャンクスー？シャンクスー？何処？」

船の中でシャンクスを探し回るアイカ。

「ねぇシャンクス知らない？」

近くにいた仲間に話しかけた。

「お頭ならさっき船降りて行きましたよ」

「そう。ありがとう」

アイカが船を降りようとした。

「・・・アイカさん着いていきますか？」

慌てて声をかける。

「良いよ。１人で大丈夫！行って来るから」

足場の悪い岩ばかりの道を歩いていく。

ふと斜め上を見ると太陽の光がまぶしかった。

その真ん中に赤く光るものがあった。

ん？・・・シャンクスだ。

そこには後姿のシャンクスがいた。

アイカはシャンクスの背後から迫る。

「アイカか？」

「え？」

シャンクスは振り向きアイカの方を見た。

「どうしてわかったの！？」

驚いたように言った。

「アイカが俺の側に来て気づかないわけないだろう」

アイカの顔が赤くなる。

シャンクスは自分が今いる高い岩から飛び降りた。

「きゃ・・・！」

シャンクスがアイカの方に飛び降りたため風がアイカの方に来た。

「ただいま」

「おかえり」

少しの間沈黙が流れ抱き合った。