アイカの部屋。

クラス替えの時にエースを初めて見たときから好きになった。

同じクラスで良かったって神様に感謝した。

日に日にエースの事を思って・・・。

でも自分の思いを伝えられなくて・・！

エースは私のために協力してくれるって言ったのに・・・。

私は現実からただ逃げてばかり・・・・・！

変わらなくちゃ・・・！

その日からアイカは人が変わったように変わり始めた。

髪型を変え学校に化粧をして行き、制服のスカートを短くした。

そして勇気を出して自分から声をかけることを決心した。


翌朝


数人の人が教室に集まってる。

その中にエースもいる。

アイカが教室のドアを開ける。

「・・・おはよう、みんな」

その声に全員が振り向き誰もが驚いた。

何あれ？あの子アイカ？めっちゃ可愛くなってる。

同一人物なの？

その他にも色々言う。

アイカは席に着き授業の準備をする。

「・・・・・」

エースは沈黙の後、笑顔になった。

アイカ変わり始めたある日。

授業中にアイカから小さなメモが渡された。

エースが不思議に思いアイカの方を見た。

窓の方を見てエースの方を見ようとはしない。

メモの中を見ると

【今日の放課後２人で話がしたいです】

そう書かれていた。


放課後


「エース帰ろうぜ！」

「わるぃ・・・！俺寄るところあるから先帰っててくれ」

「珍しいな、じゃあな。エース」

次々と帰ってくクラスメイト。

教室にはエースとアイカしかいなくなった。

窓の方に立ってるアイカ。

エースも後ろにいて黙ってる。

「あのね」

そう言いエースの方を向いた。

「私・・・エースの事が好きなの。ずっと前から」

エースの顔を見れば驚いたようにしてアイカを見てた。

それでも優しいエース。

「そっか。よく頑張ったよな」

笑顔で答えてくれた。

アイカを抱きしめてくれてそして軽くKissをした。

夕方の教室、黒い影が重なってた。



Fin・・・。