あなたの宝物にして下さい③~君を忘れて~

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ヒロインちゃん

朝食を終え、ベックマンが午前中の仕事に取りかかろうとしていた。

朝食の最中、シャンクスから”急ぎの書類に目を通すから持って来い”と言われベックマンは机の引き出しを開けた。

無くさないようにデスクの引き出しにしまい開けると入っていた。

ああ、これだと思い手に取ると、その下にカラフルな封筒があった。

ん・・・?

見覚えがない封筒だ。

手に取って見た。

ひっくり返すと文字が書いてあった。

”あなたの宝物にして下さい”


ドクンッ・・・!


「・・・!」

心臓が高鳴った。

・・・それと同時に何かの映像がフラッシュバックした。

・・・何だ?

あの女が笑顔で何か言っている。

今、何て言ったんだ・・・?

”宝物を増やしてきたの!あとでベックにもあげるね!”

頭の中で、はっきりそう聞こえた。

中に何か入っているのに気づき震える手でそれを取り出した。

「・・・!!!」

写真4枚。

1枚、1枚見ていき最後の写真でまたドクンと高鳴ったハート。

・・・そうだ・・・!

俺はこの笑顔が大好きだった。

蘇る記憶の数々。

ベックマンは急いで部屋を飛び出した。
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