「そう言えば今までどこにいた？」

ベックマンが話かけた。

「え？キッチンでＢＢＱの野菜切ったりお肉切ったり色々手伝ってたよ？なんで？」

「いや、アイリが探していたぞ」

「何の用事だろう？」

「・・・おそらく、日焼け止め塗って欲しかったんじゃねェ？」

「日焼け止め？」

「ああ、代わりに俺が塗ったが・・・」

「そうなんだ。ありがとう」

日焼け止めでピンときたシャンクス。

「そうだ！アイカ！日焼け止め塗ってやるよ！」

ニヤニヤした顔でまた近づいて来た。

さっき塗れなかったから今度こそ、塗りたいようだ。

「え？必要ないよ？」

「へ？」

「え？なんでそんなに塗りたいの？・・・・あ、シャンクスも使いたいの？」

「俺は必要ねェよ！」

「今日は泳ごうかと思ってるから今は必要ないの。塗っても流れちゃって意味ないし気休めぐらいにしかならないし」

「・・・そうか」

凄く残念そうな顔。

落ち込んでいる状態。

「ねぇ、泳いできて良い？」

「ん？・・・ああ、良いぞ」

そう聞き終わるとアイカはロングＴシャツを脱いだ。

「おおーっ！」

また幹部達の歓声が上がった。

ビキニだった。

キレイな谷間。

クビれたウエスト。

スラっとした足。

キュっと締まっているお尻。

「じゃ、行ってくるね！」

そう言うと行ってしまった。

「いやァ、眩しいな」

「親子そろってスタイル良いもんなァ。良いもん見たぜ」

「なァお頭、アイカの胸、前よりデカくなってねェか？」

また幹部達の感想が始まった。

最後の言葉にシャンクスは反応した。

「お前もそう思うか？俺もそう思ったんだよ。抱いてる時、前よりデカいなって」

「本人は気づいてないのか？」

「さあ？今夜でも聞いてみるよ・・・ってお前胸ばっかり見んなよ！」

「いやァ～見えちまうものはしかたねェ」

ニヤニヤ顔の幹部達。

「良いよな。お頭も、ベックもナイスバディの女がいて。俺も嫁が欲しいぜ！」

こんな話をしながら無人島でキャンプをしている。