「目覚めで頭がぼーっとしてるだろうが、どうやって助かったのか教えてやろうか？」

「・・・ああ」

「アイリにお守りとして渡したブレスレット・・・中に発信機が入ってたんだ」

「・・・・・」

シャンクスの手に握られていた小さな丸い機械を見せた。

「この機械で受信するが確認して見るとある一定の場所で動かねェからおかしいと思い街の地図見たらずっと前に廃墟になった場所だった。こんな所でなんで動かねェんだ？と不思議に思い急いで駆けつけたらお前はぐったりし、アイリは戦おうとしていた。大事な娘が怪我なんかしたら大変だから俺が倒した」

「・・・そうか」

自分が意識を手放した後のことを理解した。

「あの３人組、色々な街で有名だったらしいな。真実の愛が見たいとか言いながら人の恋路を邪魔し、夫婦や恋人を別れさせるのが目的のようだ」

「今その３人は？」

「ああ、もう２度とそんな事をしないと誓わせ逃がしたよ」

「逃した？」

「ああ、でももう出来ねェだろう。脅しもしたし男は半殺しにして、女はアイリが平手打ちで殴ってた。
でも女は本当に愛と言うもがなんかのか知りたかったみたいだな。私は真実の愛が知りたいだけなのに・・・どうして？って最後言ってたよ。過去に何かがありそうな気がするが・・・興味ねェ」

すべて話を聞き終えた。

「ホンゴウが１週間絶対安静と言ってたしこれを気に休め。お前がいなくても仕事は何とかなる」

そう言い部屋を出て行った。

それからアイカとアイリとホンゴウでベックマンのお世話をし、１週間後には復活した。

アイリの希望でブレスレットの発信機は外されたがまだお守りとしてずっと左手首につけているそうです。