最近、アイリが男と話しているのをよく目にする。

別に仲間だから話す事もあるだろうし雑談だってしたいし年が近い奴と話すと気があって盛り上がるだろうと思って気にしてないようにしていた。

だが最近多くなっているから気になってきた。

近くを通って自分の存在をアピールしてみるも話に夢中で気づいてないのか気づているが無視しているのかわからねェ。

すげェモヤモヤしていた。

夜になってたら２人きりになるので聞いてみた。

「なァ、アイリ」

「ん？何？」

アイリ専用のドレッサーに座りお風呂上がりの髪の毛をとかしている最中鏡越しに話かけて来た。

「・・・いや、何でもない」

「え？どうしたの？気になるよ」

そう言いベックの近づいた。

「何かあったの？」

笑顔で聞いてくる。

夜のアイリは俺に惚れているという顔をしている。

優しく笑顔で俺に接してくる。

夜はこうして俺に甘えてくる。

俺の考えすぎか？

「寝るぞ」

「えー何ー？気になるって寝れないよー！」

そう言いベットの中で話していた。