赤い髪の人に恋をして
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「お兄ちゃん!こっちこっち!このお花で冠と指輪作るね」
自分の住んでる街から少し離れた花畑。
ここに6歳になる妹アイカ。
「そんなに作るのか?」
10歳兄エース。
「出来たらお兄ちゃんにプレゼントするの!えへへ!」
「そっか。俺にくれるのか。しっかり作れよ」
笑顔で頭をなで妹アイカを可愛がる。
「うん!」
両親はアイカが4歳の頃に病気で亡くなり、代わりにエースが親代わりになってくれている。
アイカは親の顔すら覚えてない。
ただエースさえそばにいてくれればそれで良いと思っていた。
「はい!お兄ちゃん。プレゼント」
「おう。上手く作れたな」
「冠乗せるから頭下げて」
こうか?とエースは頭を下げる。
そっと乗せる。
「お兄ちゃん似合ってるよ。アイカも自分の作ったの」
笑いながら自分の頭にお花の冠を乗せる。
「後ね、こっちが指輪。手、出して」
素直に手を出す。
「あ・・・小さくて入らない・・・。お兄ちゃんの指大きいよ・・・せっかく作ったのに」
笑顔とは一転悲しい顔になった。
泣きそうになりエースが慌ててフォローに入る。
「ごめんな。お兄ちゃんの指が大きくて。でもな、お兄ちゃんは冠だけで十分だから」
「・・・本当はね、アイカの指輪も作ったの。お兄ちゃんとおそろいの指輪。アイカね!大きくなったらお兄ちゃんと結婚するの」
この発言にはエースもビックリした。
でもまだまだ子供だから軽い気持ちで受け止めていた。
でも本心は嬉しかった。
「そっか。じゃあ大きくなったらお兄ちゃんと結婚しような!」
「うん!お兄ちゃん大好き」
「お兄ちゃんもアイカの事好きだよ、よし!そろそろ帰るか」
「うん、今日も楽しかったよ」
また笑って2人は街に帰る。
そろそろ街が見えて来た時、街の方から灰色の煙が上がっていて街が赤く染まっていた。
「・・・!なんだよこれ・・・!まさか・・・!」
エースはアイカを抱いて走り街の方へ急いだ。
着いて見ると家は燃やされ、人々は血を流して倒れ、街は変わり果てた姿になっていた。
「お兄ちゃん・・・!」
見たことのない光景にビックリし驚いてる。
「怖い・・・!」
「大丈夫だ、お兄ちゃんがついてる」
その時遠くの方から声が聞こえた。
「あーあ。生きてる人間が1人もいねェじゃねェか。女2、3人ぐらい生かしておけよ。酌する女もいねェ」
どこからか男の声がする。
セリフの内容からこの男が街を焼き尽くした男だと確信した。
近づいてくる!
エースはアイカを燃やされていない家の小さな所に隠した。
「お兄ちゃん・・・」
「心配するな。ちょっとだけここにいろ」
「イヤ!お兄ちゃんまでどっか行っちゃうの!?」
親がいないのにエースまでどっかに行ってアイカを1人にしないでと言ってるのだ。
もう頼れる人は兄のエースしかいないからだ。
「大丈夫だ。少しの間だけだ。良いか?絶対出るなよ」
そう言い無理やりアイカを押し込めた。
外に出て見ると後ろ姿の大きな男が歩いていた。
「待てよ!」
「ん?」
男は振り返り歩いて来た。
「なんだ、男か・・・。女なら良かったのに。男は殺すべきだ。ん?待てよ。奴隷として売り飛ばすのも良いか・・・」
独り言を言われエースはだんだんイラだってくる。
「ごちゃごちゃうるせェー!!なぜ街を燃やした!?」
「ん?俺に喧嘩売ってんのか?お前、口ではでかい事言ってるけど戦えるのか?ガキが」
「うるせェー!お前なんか殺してやる!!」
大きな男に殴りかかろうとするが全然あたらない。
「お前、俺にあたってねェじゃねェか。パンチの撃ち方も知らねェのかよ?」
そう言いエースに殴りかかり殺されそうになった。
「お前もここまでだな。弱い人間は生きていけねェよな」
男が片手でエースを持ち上げ死ぬ!って思った。
アイカ!
死を覚悟しエースが目を瞑った。
その時だった。
一瞬何がなんだかわからなかった。
エースの身体は地面にあり殺そうとした男が血まみれで倒れていた。
火が燃え上がり見上げるとそこにはさっきの男とは比べものにならないほど大きな男がいた。
「お前の街か?」
エースは驚きのあまり言葉が出ない。
ただ言えることは直感でこの男は強い!そう思っただけで震えた。
「この男はこの周辺の街を荒らすキール海族団だ。わかったら早くこの街を出るんだな」
この男は助けてくれたのか?と思うが凄い迫力に圧倒される。
「親父、ダメだ。食い物や酒も全部燃やされた」
男の後ろから声が聞こえる。
姿は見えない。
「そうか。なら用はないな」
その時エースはわかったようだ。
これがあの有名な「白髭海賊団」だってことを。
エースはずっと海賊になりたかった。
でも幼いアイカを残して海には出られなかった。
でも夢は諦めきれずアイカも一緒に連れて行こうとした。
「待ってください!」
エースは勇気を出して聞いてみた。
「お願いです。白髭海賊団ですよね?俺、ずっと海賊になりたかったんです!俺を仲間に入れて下さい!お願いします!!」
噂で聞いていた白髭海賊団。
こんな強い海賊団に入れたらって思うだけで幸せに思える。
けど1番の理由はアイカの事だった。
エース1人じゃ守りきれないような気がした。
自分の身を守ることだけで精一杯になりそうだ。
でも海賊団に置くことで仲間がアイカを守ってくれそうな気がする。
「お兄ちゃん・・・」
その時アイカが家から出てきてしまった。
「アイカ・・・」
それを見た白髭。
「・・・良いだろう。俺の仲間になったからにはどんなやつだと息子だ」
そう言い歩いて行った。
「ありがとうございます!」
こうしてエースとアイカは白髭海賊団に入った。
続く→→→
自分の住んでる街から少し離れた花畑。
ここに6歳になる妹アイカ。
「そんなに作るのか?」
10歳兄エース。
「出来たらお兄ちゃんにプレゼントするの!えへへ!」
「そっか。俺にくれるのか。しっかり作れよ」
笑顔で頭をなで妹アイカを可愛がる。
「うん!」
両親はアイカが4歳の頃に病気で亡くなり、代わりにエースが親代わりになってくれている。
アイカは親の顔すら覚えてない。
ただエースさえそばにいてくれればそれで良いと思っていた。
「はい!お兄ちゃん。プレゼント」
「おう。上手く作れたな」
「冠乗せるから頭下げて」
こうか?とエースは頭を下げる。
そっと乗せる。
「お兄ちゃん似合ってるよ。アイカも自分の作ったの」
笑いながら自分の頭にお花の冠を乗せる。
「後ね、こっちが指輪。手、出して」
素直に手を出す。
「あ・・・小さくて入らない・・・。お兄ちゃんの指大きいよ・・・せっかく作ったのに」
笑顔とは一転悲しい顔になった。
泣きそうになりエースが慌ててフォローに入る。
「ごめんな。お兄ちゃんの指が大きくて。でもな、お兄ちゃんは冠だけで十分だから」
「・・・本当はね、アイカの指輪も作ったの。お兄ちゃんとおそろいの指輪。アイカね!大きくなったらお兄ちゃんと結婚するの」
この発言にはエースもビックリした。
でもまだまだ子供だから軽い気持ちで受け止めていた。
でも本心は嬉しかった。
「そっか。じゃあ大きくなったらお兄ちゃんと結婚しような!」
「うん!お兄ちゃん大好き」
「お兄ちゃんもアイカの事好きだよ、よし!そろそろ帰るか」
「うん、今日も楽しかったよ」
また笑って2人は街に帰る。
そろそろ街が見えて来た時、街の方から灰色の煙が上がっていて街が赤く染まっていた。
「・・・!なんだよこれ・・・!まさか・・・!」
エースはアイカを抱いて走り街の方へ急いだ。
着いて見ると家は燃やされ、人々は血を流して倒れ、街は変わり果てた姿になっていた。
「お兄ちゃん・・・!」
見たことのない光景にビックリし驚いてる。
「怖い・・・!」
「大丈夫だ、お兄ちゃんがついてる」
その時遠くの方から声が聞こえた。
「あーあ。生きてる人間が1人もいねェじゃねェか。女2、3人ぐらい生かしておけよ。酌する女もいねェ」
どこからか男の声がする。
セリフの内容からこの男が街を焼き尽くした男だと確信した。
近づいてくる!
エースはアイカを燃やされていない家の小さな所に隠した。
「お兄ちゃん・・・」
「心配するな。ちょっとだけここにいろ」
「イヤ!お兄ちゃんまでどっか行っちゃうの!?」
親がいないのにエースまでどっかに行ってアイカを1人にしないでと言ってるのだ。
もう頼れる人は兄のエースしかいないからだ。
「大丈夫だ。少しの間だけだ。良いか?絶対出るなよ」
そう言い無理やりアイカを押し込めた。
外に出て見ると後ろ姿の大きな男が歩いていた。
「待てよ!」
「ん?」
男は振り返り歩いて来た。
「なんだ、男か・・・。女なら良かったのに。男は殺すべきだ。ん?待てよ。奴隷として売り飛ばすのも良いか・・・」
独り言を言われエースはだんだんイラだってくる。
「ごちゃごちゃうるせェー!!なぜ街を燃やした!?」
「ん?俺に喧嘩売ってんのか?お前、口ではでかい事言ってるけど戦えるのか?ガキが」
「うるせェー!お前なんか殺してやる!!」
大きな男に殴りかかろうとするが全然あたらない。
「お前、俺にあたってねェじゃねェか。パンチの撃ち方も知らねェのかよ?」
そう言いエースに殴りかかり殺されそうになった。
「お前もここまでだな。弱い人間は生きていけねェよな」
男が片手でエースを持ち上げ死ぬ!って思った。
アイカ!
死を覚悟しエースが目を瞑った。
その時だった。
一瞬何がなんだかわからなかった。
エースの身体は地面にあり殺そうとした男が血まみれで倒れていた。
火が燃え上がり見上げるとそこにはさっきの男とは比べものにならないほど大きな男がいた。
「お前の街か?」
エースは驚きのあまり言葉が出ない。
ただ言えることは直感でこの男は強い!そう思っただけで震えた。
「この男はこの周辺の街を荒らすキール海族団だ。わかったら早くこの街を出るんだな」
この男は助けてくれたのか?と思うが凄い迫力に圧倒される。
「親父、ダメだ。食い物や酒も全部燃やされた」
男の後ろから声が聞こえる。
姿は見えない。
「そうか。なら用はないな」
その時エースはわかったようだ。
これがあの有名な「白髭海賊団」だってことを。
エースはずっと海賊になりたかった。
でも幼いアイカを残して海には出られなかった。
でも夢は諦めきれずアイカも一緒に連れて行こうとした。
「待ってください!」
エースは勇気を出して聞いてみた。
「お願いです。白髭海賊団ですよね?俺、ずっと海賊になりたかったんです!俺を仲間に入れて下さい!お願いします!!」
噂で聞いていた白髭海賊団。
こんな強い海賊団に入れたらって思うだけで幸せに思える。
けど1番の理由はアイカの事だった。
エース1人じゃ守りきれないような気がした。
自分の身を守ることだけで精一杯になりそうだ。
でも海賊団に置くことで仲間がアイカを守ってくれそうな気がする。
「お兄ちゃん・・・」
その時アイカが家から出てきてしまった。
「アイカ・・・」
それを見た白髭。
「・・・良いだろう。俺の仲間になったからにはどんなやつだと息子だ」
そう言い歩いて行った。
「ありがとうございます!」
こうしてエースとアイカは白髭海賊団に入った。
続く→→→
