バタン！！


「アイカ！」

追いかけるエース。

走りながら泣いてるアイカ。

「エースのバカ・・・！信じられない・・・」

後ろから名前を呼ばれた気がしたが振り向かない。

後ろからギュウと抱きしめられた。

「イヤ！離して！！」

「アイカ！！落ち着け！」

抵抗するがエースに力じゃ勝てず落ち着くまで後ろから抱きしめられてた。

手が離れエースがアイカの目の前に来た。

「ごめんな・・・約束守れなくて。悪かったよ、本当ごめん」

黙ってる。

「・・・許す・・・だから今からでも約束守ってくれる？」

「ああ、約束は守るためにあるんだろ？」

エースがニカッと笑った。

そしてお決まりの仲直りのKiss。

２人は手を繋ぎながら家に戻った。

家に着いてアイカは自分のした事を後悔した。

床に生のハンバーグがベチャっと落ちてた。

エースのスーツを見ると２つ染みが出来ていた。

「ごめん・・・」

「アイカが謝ることじゃねェよ、元は俺が悪いし・・・」

少しがっかりした。

もしハンバーグを投げてなければ今頃焼いて食べてたはずだ。

「片付けて・・・もう一度作るね・・・」

アイカのお腹はピークを超えていてお腹はもう鳴らない。

この日はご飯を食べたのが夜21時過ぎだったとか。

「いただきます」



Fin・・・。