エースの彼女になってから３ヶ月。

アイカは今エースと同棲している。

「エース、今日帰り早いんだよね？」

「ああ、早く帰れそうだよ」

玄関で話す２人。

「私、料理作って待ってるね！何食べたい？」

少し考えるエース。

「ハンバーグ」

「ハンバーグね！作って待ってるよ」

「ああ、じゃ行ってくる。好きだよアイカ」

「行ってらっしゃい。エース愛してるよ」

そして行ってらっしゃいのKissしてエースを見送った。

アイカは女子大学生でエースは社会人。

当然アイカの方が帰りが早いわけで学校が終わりしだい食材を買って家に帰った。

「ただいま」

そう言ってみるけど当然誰もいない。

買い物袋をドンとテーブルに置き買って来た食材を出す。

エースに買ってもらった白いフリフリしたエプロンを着ける。

「よし！作ろう」

作ってる最中もエースの事ばかり考えてる。

ひき肉にたまねぎに塩に卵にパン粉に牛乳そして愛。

愛が入ってなきゃアイカのハンバーグじゃない。

後はエースの帰り待ち、焼くだけになった。

だって焼きたて食べてもらいたいよね？

温かいうちに食べてほしいよね？

女の子だったらこの気持ちわかるよね？