心の奥底ではなにを思う?
「…どうしたものか…」
骸は隣の布団で眠っている雲雀を横目で見た後、優しく目元に触れながらぽつりと呟いた。
「…ん…」
少しくすぐったそうに顔を枕へと雲雀は押し付けながら小さく声を漏らし、その様子に骸は"ふ…"と笑みをこぼした。
…結局、彼の家で一晩過ごしてしまい、朝になってしまった。
また朝帰り。
千種やフランが、どういう反応をするかが容易に頭に浮かぶ。
「…おや…?」
チラリと時計を見てみると、午前4時を示しており、自分が思ったよりも早く起きたことに驚いてしまう。
あれだけ、彼を求め、求められ…身体に負担がかかったというのに…。
「…ッ…ん…」
不意にピキッと腰に痛みが走り、骸は小さく声を漏らして眉間に皺を寄せる。
もう一度、眠ってしまおうか。
彼もまだ、起きないようですし。
そう思いながら再び身体を横にして、雲雀の首筋へと自分の顔を埋めるようにくっついた。
「…」
雲雀から伝わる体温に、ふと安心感を覚えて瞳を閉じる。
…なぜ…こんなにも、彼に安心してしまうのか…。
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